グリード(全2巻)
9年ぶり2度目。ハゲタカシリーズ。
「シンドローム」という作品を読む前のならしに再読しましたが、前回読んだときはかなり面白かったのに、今回はそうでもなかったです。
娯楽作品としてはリーマンショックのノンフィクションとフィクションをうまく組み合わせててよくできてるなと、でも意外と幼稚にも感じました。FBIが出てきたあたりでヤレヤレって、なんか非現実的な感じがして冷めていった。
日本がバブル崩壊した際に日本企業のいいとこどりしたアメリカに対し、リーマンショックで傷んだアメリカへの仕返し、ショックを招いたアメリカの強欲(グリード)に灸をすえる的な趣旨だとサムライキャピタルの鷲津は言っていたかな。
もう読むことはないと思います。
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