初めて読む作家さんでしたが、いまいちでした。
5つからなる短編集で微妙につながってるのかな?
助平な私は、1話目の性の虜となった男子高校生に、セックスできるならなんでもするよなぁと少なからず共感し、
2話目に、あっ、この主人公の主婦は1話目の高校生の相手か、そっちの視点から描いてるのかと戸惑い、
3話目は、そっかそっか、今度は1話目の高校生の同い年の恋人の視点かと思いつつ、
1話目の高校生を中心にこの本は回てるのか?
ここまではグイグイ引き込まれ、このまま一気見?かと思いましたが、
4話目からは1話目の高校生はほぼ置いてけぼりかな?
もう少し絡ませて驚かせてくれたらよかったのに。
4話目のあくつが何故ビラをばらまいてたかわからないし、田岡はなんだったの?
5話目も言いたいことはなんとなくわかるが、高校生との(息子なのだが)絡みが・・・。
とにかく全体的に問題ばら撒きすぎて、回収できてないところが多くってモヤモヤ感が半端ない。
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