初めて読む作家さんですが、芥川賞の選考委員をされてるそうです。
さーて・・・たった350ページ読むのに1週間もかかってしまった。
平野啓一郎さんの作品はもう読まないでしょう。
本筋とは関係ない話が多く、村上春樹チックな、服装だとかお酒だとか、音楽だとか、私としてはどうでもよい。
あと、その人物がいま何を考えてるかという説明的なものも多く、しかも考えてることが難しいので3行くらい読んだら眠くなり、何の話してたんだっけ?となってしまう。
それに村上春樹ほど深く?複雑ではない。
この作品も戸籍を交換して、過去を捨て、交換した相手として生きるという、設定は斬新だけど、それだけの話し。それだけの話をよくもこれだけグズグズと書けるなと不思議でしょうがない。
それなのに、妻の浮気疑惑的なとこはハッキリさせない。どうしてこれまでどうでもいいことを散々書いてきて、知りたいことは書いてくれないのか?
ただ、人気作家ですから、私の趣味が合わないだけなのでしょう。
読む人が読んだら面白いらしいです。
そもそも、私の読書家としての出自は、歴史小説ですから。
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