初めて読む作家さんで、独特な世界に驚きました。
世界が独特なら文章も独特だし、区切りなく進むのには戸惑った。
認知症のカケイ目線で話が進んでるんだけど、
認知症患者にこういう、考えることや思い出すこと?が、できるのかわからないので何とも言えない。
できたとして、このカケイの人生の酷さを聞かされると、思い出すことが生き地獄。
夜、眠る前に、明日目が覚めなければいいと願うなんて。
気になったのは、彼女を取り巻く兄貴や広瀬のねーさん。
兄貴や広瀬のねーさんがカケイのためにしたことに気付かなかったって、
そして道子に対する責任みたいなもの?それらを踏まえると認知症じゃなく何かほかの病気なら納得もいくんだけど。
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