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2017新潟県自転車競技選手権ロードレース弥彦大会

2017-05-28 23:02:51 | レース


リザルト
残り1周でDNF
(67人出走中14人完走)



以下レースレポート


作戦はこんな感じ。


意味が分からん(´・_・`)
まぁ、サバイバルなレースになる事は想像出来たから結局は自分が生き残るように走る事が重要。
エースはtzkさんだけど、特にアシストしろって話は無い。
ただ、人数的に有利なので逃げには必ず送り込もうと言う感じ。



自分としてはここ最近調子が良かったけど、これだけのメンバーの中でどのくらい走れるか分からない。
最悪、1周目で遅れて終了なんて事もあると予想。
なので、とにかく最後まで生き残る事を目標に。
イケるようであれば逃げに乗る。

てな感じでスタート。

集団後方に位置していたため、ここはアカンと思い最初の平坦でtzkさんも連れて前へ。
意外とここが一つのターニングポイントになったと思う。後ろにいたサガミのfjtさんやmngwさん、F(t)の王子など脚はあるのに結果的に早々に足切りされてしまった人がいたから。
自分は前に行く事で中切れにも遭わず、横風区間もやり過ごせた。
やはり位置取りは重要だ。

ぶどう坂を越えて、まあまあイケそうな感じ。
ここからは積極的に前で展開して、出来れば逃げようと決めた。



1周目からバンさんは前目。自分も前目に位置取って誰かが掛けたら行こうという目論み。

2〜3周目のぶどう坂で少しバンさんが抜け出して、おっ行くかと思ったら横からアンディが『行きましょう!』てな事を言ってて『よっしゃ!行こう!』と返す。
前にいるバンさんにも『バンさん行くよ!』と言って下りに入るけど、集団も追って来てて逃げられず。

このへん自分がまだまだだなと思うところで、序盤みんなが元気な内は逃げは出来ないだろうと思ってた人が多かったようだ。各ブログなど見ると。
自分はむしろ序盤に逃げを容認して、集団は早く落ち着きたいんじゃないかと思ってた。
だから脚のある序盤に動いて、逃げたかった。
これが後々響く事になる。









しかしtzkさんとは背格好が似ている。
レース中に見間違う選手もいたみたいで、さすが自称影武者である。笑



5周目くらいまで前で動いて、かなり消耗してしまった。
苦手な補給も意識的に早めに摂るように。

ここまででずっと前目にいたのは奈良さんやWALK RIDEの方、Link TOHOKUの方、innocentの方、ツブラーゼの方などの県外勢、それとバンさん、アンディ、tzkさん、nyoさん、mnkさんなど。

対してフィンズは不気味なほど静か。
後半勝負な作戦?ならここから注意しないと。



8周目だか9周目だかにinnocentの選手が単独で逃げて、それにアンディとmnkさんが追走。ぶどう坂でtzkさんも飛び出して行く。これでF(t)2名含む逃げが出来かける。しかもフィンズは含まれていない。
バンさんと先頭を走っていたけどバンさんも反応遅れた?『フィンズ入って無いね。』と言うので『蓋します。笑』と返した。

ここで逃げ決まれ〜と思ったけど奈良選手が下り〜横風区間で上げて行く。
ちょっと反応遅れて、あっちゅー間に奈良さん、バンさん、イケメン含む数人がブリッジ。正直誰が行ったか把握出来なかった。

やってしまった。。。イケメン行ってるなら追わないと行けなかった。
追う脚も無かったかもしれないが、そもそも行くか行かないかの一瞬の判断で勝負が決まる。

たとえ追い付いても最後までは持たなかっただろう。
でもどうせ死ぬならエースのそばでアシストして死なねばならんかった。

逃げが出来たあと、KNTさんはまだ追いたい雰囲気。
nyoさんがKNTさんに『フィンズもイケメン入ったでしょ?』と言うと『入ったけど、このままじゃ面白くない!』と。
しかし自分もnyoさんも脚がいっぱいでもう厳しい。

あと自分に出来る事と言えば、ブリッジを掛ける選手のチェックに入って潰す事しか無い。
特にフィンズの2名、KNTさんとアベきゅんの2人だけは絶対に行かせん。





nyoさん、ピカくんと先頭付近を走って、追走の動きにとにかくチェック。
遅れそうになっても粘って少しでもプレッシャーを。



13周目あたりで、集団も諦めムード。
このまま走るとタイム差で完走も難しい、完走するようにローテ回そう。なんて話をし始める。
ここで『あぁ、俺の仕事は完全に終わった』と思った。
脚も本当にいっぱいいっぱい。シッティングもダンシングも脚が攣る直前のギリギリ状態。

そして14周目のぶどう坂で千切れる。



会館前の坂を1人で登る。



みんなの声援が胸に刺さる。



KNTさん達を見送る。

15周目の途中で足切りされ、レース終了。







反省

そこそこイケそうだったので無駄に脚を使ってしまったのと、そもそも序盤に逃げは出来にくいと言う事を理解していなかった。
そのへん頭に入れてもう少し冷静に走れていれば、中盤以降の動きにも対応出来たかもしれない。
が、結局は たられば であり、もしかしたら序盤に逃げが出来た可能性もあるし、積極的に前で展開出来たのは良かった。
それに、あれだけのメンバーの中それなりに走れた事は少し自信に繋がった。

逃げが出来た時の追走、イケメン含む有力選手達を行かせてしまったのは本当に反省。
勝負所を見極められるようにしたい。

あとはやっぱり完走したかった。
リザルトが残るのと残らないのでは大きな違い。
最後は脚スッカラカンだったけど、もしかしたら中盤以降の補給も足りていなかったかも。



総括

周りは本当に凄い選手ばかりだ。
優勝したイケメンは勝負所を見極めて逃げに乗って、tzkさんの攻撃に対応してきっちりとスプリントを獲った。脚も勝負勘も凄い。
tzkさんは序盤から動いていて、エースがこんなに動きまくって大丈夫かと思うほど。それでいて逃げが出来た後も攻撃し続け、更にスプリントで2位。自分の中では、今レース最強だったと思います。
mnkさんやアンディも動きまくって粘って5位6位。やっぱり強い。

県外勢も前評判通り強くて常に前にいた。自分たちでレースを作ると言う意識がハッキリと現れていた。

そしてバンさん。今回のレースを狙うとずっと前から宣言していて、実際レース中は『1人でも勝つ』って気迫をひしひしと感じた。後悔しないように動きに動いて、最後は先頭から遅れてしまったけど、その姿はお世辞抜きで格好良かったです。

そんな凄い選手達に囲まれて、自分はまだまだだなと強く感じた。
今はただ、たまたま『同じレースに出た』だけだけど、いずれは『同じレースで勝負』が出来るように頑張ろう。


参戦した皆さん、応援してくれた皆さん、運営関係者の皆さん、関わってくれた全ての皆さん、本当にありがとうございました。

また来年もよろしくお願いします!



写真もたくさん撮って頂いてありがとうございました!

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