我輩は凛太郎である/そしてその母紗夢猫(しゃむねこ)である+ワン!

凛太郎♂(18歳)ミニチュアダックスとハク♂(13歳)和犬雑種+その飼い主ニンゲンの皮を被ったネコ婆♀が繰り広げる日常

THE 恐怖

2010-08-25 19:58:27 | 里山暮らし
毎年1度は経験する恐怖だが、今年のはひょっとして最大級かもしれない。

昨夜の丑二つ時くらい、最近ちょっと冷え気味なので、お風呂でカラダを温めたものだから、布団の上であっちゴロンこっちゴロンと暑さに悶々としながら寝入りかけていた頃にそれは起こった。

腕に何やらポトリ。ちょっとだけチクっ。
暗闇のなかで、何気にそれに触れて腕から払った時の感触は、濡れ落ち葉のような、濡れたヒモのような。

半分寝ていたけど、寝ていたなりに中途半端な警鐘が私に危険を告げた。
寝床に濡れたヒモがあるわけがない。何?
ガバッと起きて、暗闇の中、手探りで電気のヒモを引っ張ったら、
明るい中でそれが見えた。

割り箸くらいの太さと長さの ムカデ~~~ 大きいやん

すぐさまスリッパで叩いたけど、このスリッパお気に入りの藍染めの手作り草鞋。
これで、ムカデと対決は避けたいと、台所に行ってトングを取ってきたら、ムカデの姿はすでになし。それはそうだろう。待っていてくれるわけがない。

目が覚めたし。

噛まれたかもしれないので、キンカンを塗ったらしみた。ひょっとしてちょっとだけ噛まれたかも。実害はなし。

これから寝られるやろか。
もう一匹おるかもしれんな。
ムカデは夫婦で行動を共にするらしいし。
あれは天井から落ちてきたんか。

心の中で独り言。

今夜は電気をつけたまま寝よう としたけど、明るくて寝られない。

あれも、今叩かれてビビったからすぐには出てこないだろうということに今後の運命を自ら定め、電気を消して、寝た。

朝までは無事。

しばらくはトングを持ち歩き、見つけたら「つまむ用意」だけはしておこうと思っている。

ムカデ退治は、トングでつまみ、お風呂に持って行き、60度くらいで溺れさすと旅立ってくれる。
要は素早くつまめるかどうかなのだが。

過去、お風呂で一糸まとわぬ姿で遭遇した時も恐怖だったし、
トイレで座っているときに、這い上がられた時も恐怖だったけど、

素手でムカデを振り払うとは、目で見えていたら出来ない技を使ったスゴイ私だった。

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