我輩は凛太郎である/そしてその母紗夢猫(しゃむねこ)である+ワン!

凛太郎♂(18歳)ミニチュアダックスとハク♂(13歳)和犬雑種+その飼い主ニンゲンの皮を被ったネコ婆♀が繰り広げる日常

犬は必ず つないで散歩してください

2010-10-16 19:50:36 | そしてその母紗夢猫である


今夕のこと、いつものように散歩していたら、向こうからワンコが走ってきた。

凛太郎はすでにカンガルー(スリングバック入り)だったが、ハクは伸縮リードだったので、慌ててできるだけ短くし固定。

そのワンコを最初、野犬と思った。ハクよりデカイ。

眉間にスジはいってるし。唸ってるし。

ハクはいきりたったけど、犬同士の喧嘩は絶対避ける。ハクにも凛太郎にもケガはさせない。

母ちゃん、絶対2匹を守ると瞬時に決意。

母ちゃん、喉が裂けるかと思う程「こらー」の連発。右手でハクのリードを持ち、なおかつハクの前に立ち、凛太郎は左手でさらに抱え。
犬が傍によったら足もつかって。蹴ってあたってもいいと思った。
時々、ハクも応戦しようとしたが、そのハクのリードをひっぱり。
相手は自由だから逃げる。2回ほど勝手に足を滑らせて、田んぼにころがり落ちていったが、また応戦しようとしてくる。


田舎の田圃道、誰も来ない。そのうち犬が諦めるまで絶対ひるまない、気迫で勝つと硬く決意。

と、おばちゃんが向こうからボチボチとやってきた。犬にも首輪が付いていた。飼い犬だった。
しかも近所のおばちゃんだった。

しかし、犬は攻撃?をやめない、執拗に迫ってくる。
母ちゃんは犬とにらみ合い。この時犬の眉間に縦ジワがハッキリ見えていた。

母ちゃんは近所の犬であるとわかっても「こらー」を連呼。

おばちゃんは「誰もいいひんと思って」と言うていたが、私は「繋いでください」と言うばかり。
その間も、犬は私と凛とハクの周りをグルグル グルグルまわる。距離は1mもない。

敵に後ろを見せないため、私もまわる。おばちゃんは犬をつかめない。

この時、すでにハクの首輪をつかんでいたので、可哀想にハクも不自由な姿勢で、グルグル。
首が締まらないか、喉を傷めないか、気管支大丈夫かと心配が頭をよぎったが。

おばちゃんは犬をつかもつとしているが、犬はつかませない。

ワンコたちは互いにうーうーと 時々唸り合っている。

グルグルまわるのもキリがない。

私は、ハクを抱き上げた。

すると犬は、私の足に前足をかけた。
私は犬に背をむけているというか、ハクを抱いているので犬とカオをあわせていないが、抱いた時点で凛とハクの安全は確保したとなぜか安心した。

足をかけた犬はニオイを嗅いでいるようだった。

おばちゃんが向こうにいったらきっと犬も付いて行くと思い、おばちゃんいそう告げた。

おばちゃんが向こうに行っても、ちょっとだけ私たちの傍を離れなかったが、おばちゃんが犬の名を呼んで、どんどん向こうに行ったらやっと離れてくれた。

おばちゃんは遠くから「ごめん」と謝ってくれていたけど。

その後も犬が見えなくなるまで、ハクを手元に置いたまま、母ちゃんは動かなかった。
ようやく犬が見えなくってから、ハクを撫ぜて「ようがまんしたな」と言い、凛太郎も撫ぜて、やっと散歩再開。

犬は必ずつないで散歩してください!
ケンカして噛まれて怪我したら、ケガさした方もケガさされた方もかなん。

今回はみんな無事でよかったけど。ほんま母ちゃん

今日、母は強しだった。

そうそう、凛太郎もスリングバックの中で必死で応戦していた。一応書いておく。


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