我輩は凛太郎である/そしてその母紗夢猫(しゃむねこ)である+ワン!

凛太郎♂(18歳)ミニチュアダックスとハク♂(13歳)和犬雑種+その飼い主ニンゲンの皮を被ったネコ婆♀が繰り広げる日常

我輩こそボスである by凛太郎

2012-05-08 22:51:36 | 我輩は凛太郎

我輩は凛太郎である。

今日、母ちゃんを朝の4時に起こして、シッコに出してもらったら、ついでにハクもシッコに出してもらい、そのままボクラの寝床にやってきた。

母ちゃんはいつもなら、「ハクあかん、あっち行き」と言って、寝床には入れないのに、今日は調子が悪かったのか、眠かったのか、

うっかり寝床の戸を閉め忘れ、もう寝床から出ていく気力がなかったのか、

「アカン、アカン、ムニャムニャ」と言って寝てしまい、ハクは寝床にあがってきた!

ボクはモンクを言ったけど、母ちゃんは寝てしまった。

ハクも寝てしまった。

なんということだろう!

神聖なるボクと母ちゃんの寝床にまでとうとうハクがやってきた。

今日母ちゃんは、決してボクが起こしたせいではないと思うけど、ここ数日は5時過ぎにハクに起こされ、

寝床でうじゃうじゃ言いながら6時半ころには起きていたのに、8時過ぎまで寝ていた。

なんだかダルそうだった。

 

ボクとハクは「天気がいいから外に出る?」と聞かれたので、デッキで日向ぼっこをした。

でもハクは家に入るというのでボクだけデッキで伸び伸び日向ぼっこを楽しんでいたら、

家の中から母ちゃんの声

「ハクどこにいるの?」

「あんたこんなとこで寝たらアカンやろ、ぺしっ」

どうもハクはボクらの寝床で寝ていたらしい。

「一度知ったら、やっぱり寝たいわな」とは思うけど、だんだんボクだけの居場所がなくなるのが、ちょっとイヤやな。

ま、母ちゃんとしてもハクだけ別扱いが不憫やと思って、ハクも室内犬に格上げしたんやろうけど、家の中毛だらけやしな。

寝床まで毛だらけになるのは阻止してほしいけど。

 

ところで母ちゃんは昼ごはんを食べたら「お仕事してくるし。すぐに帰ってくるから」と言ってでかけたまま、なかなか帰ってこんかった。

母ちゃんは出かける時はいつも「お仕事」と言う。ほんまかいなーと思いながらも、きっとボクらはいつも騙されているのだと思っている。

ま、帰ってきたら、なんなとお菓子くれるから許してあげてるけど。

そんなんで、今日の散歩は日が暮れかかっていた。

散歩に出て、いつもとちょっとチガウ農道で母ちゃんはお花畑を見つけて

「ちょっと写真撮りたいから待ってて」と言われ、行きたくない方向に引っ張られた。

レンゲなんだそうだ。

あの中で遊べたらさぞ楽しいだろうなぁと思うのだけでど

この頃草むらに入ろうとしたら「アカン、アブナイ、マムシ出たらいややろ」と言う。

マムシがどんなもんか会ったことないけど、母ちゃんが「アカンアブナイ」と言ったら近寄らないことにしている。

母ちゃんが台所に立っていて、ボクが小さい頃傍にいたら、何度か包丁が落ってきて、

そのたんび「ああ 凛太郎にあたらんと良かった」と心の底から言う母ちゃんの言葉はボクにも通じた。

一度は母ちゃんの足の指またに包丁が刺さったところも目撃しているから、

母ちゃんが「アカンアブナイ」と言ったら、ボクは言うことを聞くことにしている。

本当のところ、一番アブナイのは母ちゃん自身やと思っているけどね。

 

花畑の撮影はすぐに終わったけれど、今度はハクが道草を始めた。

ボクはまた待たされる。この頃のハクはトカゲとカエルのニオイに敏感になっている。

ボクもキライやないけど、もう大人になったからね。追いかけまわさなくなったんだよ。

それに母ちゃんに「かわいそうやろ」って何度も怒られたから。ハクも怒られているけど、ちいとも聞いてない。

ボクは小さいから甘噛みしても相手のダメージ少ないけど、ハクが甘噛みを繰り返したら死に至る。

母ちゃんは瀕死のカエルさんやトカゲさんをハクから奪って、隣の空き地に連れて行っているけど、

ほんまカエルさんやトカゲさんが可哀そうやとボクも思っている。

こんなことをボクが考えている間、ハクはまだ道草してる。

 

ほんま、さっさとしてほしいわ。

母ちゃんに待たされ、ハクに待たされ、また母ちゃんに待たされた。

今度はこの写真を撮っていた。

 

待たされ続けたので、今度はボクの行きたい方に引っ張った。

もう帰ろって母ちゃんは言ったけど、今日はボクらを長いこと留守番させたと思っているから、言うことを聞いてついてきてくれた。

最近ボクが気に入っているおっちゃんとおばちゃんのいる所に行きたかったけど、

家の前を通っただけで「今日はもう遅いからアカン」って言われた。

なんやつまらん!

なので、ボクは立ち止まり「抱っこ」要求をした。

母ちゃんはボクの腰を気遣って要求はすぐに満たされた。

母ちゃんはボクの思うままに動いている。

ボクはこの頃、真実のボスは我輩である と思っているんだワン。

 

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