我輩は凛太郎である/そしてその母紗夢猫(しゃむねこ)である+ワン!

凛太郎♂(18歳)ミニチュアダックスとハク♂(13歳)和犬雑種+その飼い主ニンゲンの皮を被ったネコ婆♀が繰り広げる日常

抜歯16本

2014-02-28 21:27:01 | 凛太郎&ハク&ボス猫

術後の凛太郎のお迎えに伊賀市の動物のお医者さんまで行ってきました。ハクも同行。
ハクは先日は車酔いをしたので、今日は朝飯抜きにしました。おかげで?酔わず、病院の駐車場に着いてから朝ご飯をあげました。

そして凛太郎。手術の説明を聞き、これからの注意事項を聞いたあと、感動の対面的に、母ちゃんの顔を見たら、腕を伸ばして甘えてくれる図を想像していましたが、目があった瞬間「怒ってる」と感じました。

「長いことほっといたな。こんなもんつけられてイヤや」的怒りの目。

抱っこしたらベロっと舐めてはくれましたが、車の中でもジト目で怒りを沸沸とたたえているという感じでした。
まずは、とりあえずシッコ。なんか我慢をしていたみたいにしっかりしました。するまでに地面のニオイをかごうとしてもエリザベス・カラーが邪魔をしてニオイが嗅げません。犬ってシッコもウンPもニオイを嗅いでから場所を決めるみたいな邪魔くさいことを必ずします。それができないので機嫌がますます悪くなっているみたい。
でも、持っていった「おイモ」を見たとたん「くれ」になり、少しは怒りが去ったようです。ものすごいがっつきようで、ひょっとして食べてない?と思うくらいにガツガツしていました。

お医者さんに聞いたら「食べてた」ということでしたが、ほんまかいなでした。点滴してもらっていたようなので、栄養的にはきっと大丈夫なんでしょうけど、車に連れて行ってから、水くれというので(なんとなくわかるのです)、水飲みに入れてやったけど飲めない。高さを調節してやったらエリザベスカラーをつけていても食べられますって言うてはって、そうやなと安易に考えていましたが、家に帰ってもうまく行かず、とりあえず手でたべさせ、水も入れ物を考えて、カラーの中に入れてやらないと飲めないみたいな感じです。
夕飯もガツガツ。もともと丸呑み傾向なので、歯がなくても問題ないという感じでがっついていました。

このエリザベス・カラーはむこう2週間は絶対外さないでくださいということでした。

何のためのエリザベス・カラーかといいますと、犬歯を抜き、鼻腔に貫通している穴を塞ぐために縫合したので、そこを絶対に触れささないための処置です。
飼い主判断で外して、犬が手でかいて、また縫い直しということがよくあるそうです。

凛太郎は全部で16本の抜歯でした。

歯槽の具合が悪く、抜かざるを得なかったということでした。

犬の場合は虫歯になるということはなく、ニンゲンでいうところの歯槽膿漏、歯周病によって歯槽がぶかぶかになり、歯がグラグラになり抜かざるをえなくなるということでした。

そして、「犬歯に穴が空く」というのはどういうことかと聞きましたら、犬歯の歯槽膿漏が進むと鼻腔に貫通して穴があく、このことを犬歯に穴が空くという表現をされるそうです。放置していると、鼻血がでたり、膿がでたりということになるようです。そうなっても治療は可能ではあるようです。

手術代と入院2日で、消費税込み総額70,896円でした。

ちなみに
診察費1,000円
血液検査5,000円
点滴注射5,300円
麻酔が12,020円
歯科処置は36,500円
入院6,000円
エリザベス・カラー1,000円
内服薬700円
小計67,520円
消費税3,376円 でした。

芸能人は歯が命的に、吠えたら真っ白な歯になっていました。

病院から出たところで、凛太郎の声がカスカスになっていたのがわかり、ワンを車で待たせて、母ちゃんだけまた病院に入って「声カスカスなんですけど、よく吠えてました?」と聞きにいきました。母ちゃんの予想に反して、ぜんぜん吠えていなかったそうです。手術の時にチューブを入れたのが原因でしょうという説明でした。

病院では吠えずに、母ちゃんの顔をみた途端に欲求吠え。やはりアゴで使われているのか・・・。

理由がわかったので安心して、伊賀東照宮に術後のお礼参りに行き、帰り道「阿山の道の駅」ちょこっと散歩でうんP。

拾ったらちょっと血便・・・。また病院に引き返し、そのウンPで検査をしてもらいました。
口の中のことなので、飲み込んだりもしてしまっているからだろうということでしたが、念のため整腸剤をくださいました。血の中には歯周病のキンもいっぱいらしいですので下痢になる可能性もありということでした。

ニンゲンの歯科みたいに器具で吸い込んだりはしてもらえなかったのでしょうかね。しても吸い取りきれないのかも。その辺は詳しく聞くのを忘れました。

待合室で診療明細書の「点滴」の文字を見て、過去のことを思い出しました。
高島の動物病院でも、何だったか忘れましたが、エライたっぷり点滴をされて、体が冷えて震えが止まらなかったような、お腹ピーになったことがあったような記憶が。凛太郎は点滴に弱かったのを待合室でやっと思い出しました。

さて、今後はとりあえず1週間は口の中には触れませんが(ひょっとしたら2週間になるかも)、その後は、これ以上歯を失わないために、白手袋をはめて、水に濡らして口の中の粘つきをとってやるのが良いそうです。選挙の時にお姉さんがはめているようなあの白い木綿の手袋が先生のおススメでした。

1週間後にまた診察に行きます。

ワンズのお父さん、お母さん、うちの子みたいにならないように、常から口の中のネバネバとってあげてくださいね。

ではまた明日
読んでいただいてありがとうございました。

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