東地中海地方でフラミンゴが２倍に増えた

３月８日　トルコの東地中海地方の湿地に住むフラミンゴの数が、昨年真冬の水鳥数調査の２倍以上になり、２３，３０３羽に達しました。

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調査はトルコ東南部のアダナ県、メルシン県、ハタイ県、オスマニエ県で行われ、７０種、３１１，９４５羽の水鳥が記録されました。

「自然調査協会」が行ったこの調査では、この地方の湿地１５か所で、２３，３０３羽のフラミンゴが観察されました。フラミンゴが最も多く集まっていたのは、アダナ県カラタシュ地区のアクヤタン沼でした。

「自然保護・国立公園局」の第７部のヒルミ・チャタル副部長は、東地中海地方の真冬の水鳥調査は、１月１７日から２２日の間に行われたと言いました。

上記４県で、総計３１１，９４５羽の水鳥が数えられ、最も多かった水鳥はオオバン（大鷭）で、次がコガモとフラミンゴだったと、チャタル氏は言いました。

「２０２４年の真冬の水鳥調査では、フラミンゴの数は１１，２６８羽でしたが、２０２５年には２３，３０３羽に増えていました」とチャタル氏は言い、１０６．８％の増加は「きわめて貴重」だと付け加えました。

チャタル氏はチュクロヴァ・デルタでのフラミンゴの保護活動について語り、「増加の主な理由は保護活動と生息環境の改善です」と説明しました。

「パレスチナ人の強制移住は絶対に受け入れられない」フィダン外相

ハカン・フィダン外相は、金曜、パレスチナ人を移住させ、彼らの土地を奪う計画は「絶対に許容できない」と強調しました。

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「パレスチナ人を移住させ、ガザを奪取しようとしている人々は、パレスチナ人の土地をイスラエルが占領している理由を想起しなければならない」と、フィダン外相は、サウジアラビアで開かれている「イスラム協力機構臨時審議会」の外相会議で言いました。

「われわれは“西岸”を併合しようというイスラエルの過激派の要求を断念させなければならない。また、アルハラム・アルシャリフの歴史的政治的状況を変えようとするイスラエルを許すことはできない」とフィダン外相は語りました。

トルコ外相はまた、「ムスリムは多くの不正に直面してきた。パレスチナ人はまだ大きな苦しみの中にある」と強調しました。「歴史はわれわれの行動によって判断を下すだろう。われわれはパレスチナの兄弟姉妹たちに、より大きな支援を送るために、団結して行動しなければならない」

外相はガザは現在も未来も、パレスチナ人の土地であるという確固としたメッセージを世界に送る必要があると力説しました。

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「PKKはただちに武装解除しなければならない」防衛省

３月７日　テロ組織ＰＫＫが一方的な停戦を宣言し、組織を解散するプロセスに入ると宣言した数日後、トルコ防衛省の情報源は、ＰＫＫと、ＰＫＫ関連のテロ組織は、ただちに武装解除して武器を置かなければならないと、督促しました。

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「ＰＫＫと、ＰＫＫに関係するすべての集団は、テロリスト活動を止め、解散し、無条件で武器を放棄しなければならない」と防衛省は３月６日に言いました。

収監されてている指導者アブドゥラ・オジャランが、２月２７日、武力紛争を止め、テロ組織を解散するよう歴史的呼びかけを行ったのに応じて、ＰＫＫは宣言を発しました。しかし、ＹＰＧと呼ばれるシリアのＰＫＫの分派は、呼びかけの対象にはＹＰＧは含まれていないと主張しています。

オジャランの呼びかけにはＹＰＧも含まれていると、トルコは主張しています。アメリカはシリアのＩＳＩＬとの戦いでＹＰＧをパートナーとしてきました。

オジャランの呼びかけは、遅まきながら、ＰＫＫが、テロによってなにも達成できないこと、解散以外に選択肢はないことを思い知るだけの重さはあると，防衛省は言っています。

ＰＫＫは停戦宣言によって混乱を起こそうとしていると、防衛省は言っていますが、オジャランの呼びかけは、それについては触れていません。

「防衛相が言ったように、ＰＫＫに対して、慎重かつ合理的なアプローチを推進し、プロセスの妨害や引き延ばしには甘い対応はしない」と防衛省情報源は言っています。

防衛省の報道官ゼキ・アクテュルク准将は、トルコ軍は休みなく対テロ作戦をつづけると強調しました。「作戦の結果、先週も２６人のテロリストが失われている。北イラクとシリアを含めると、１月１日以来、４７８人が失われている」とアクテュルク報道官は、３月６日の記者会見で言いました。

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