藤井祥子のいろいろ

ピアノ&ヴァイオリン教室・飼い猫のルイ…
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藤井祥子ピアノスタジオには、確実に上達できる喜びがあります 

『楽しい!』『練習したくなる!』そう思っていただけるわかりやすい指導を心がけています。一人ひとりペースに合わせ、生徒さんと一緒に音楽を楽しんでいます。 【ピアノレッスン】ピアノの楽しさをとことんお伝えいたします!年齢問わずスムーズで音楽的な演奏ができるよう、レッスンしています。お子様のレッスンは、親御様と一緒に心の成長を大切に見守りながら、自信と自己肯定感を育てていきます。合唱伴奏・ピアノコンクール・進学など、ご相談ください。大人のレッスンは、初心者・経験者ともじっくり取り組みたい方が多数通われています。 【バイオリンレッスン】憧れのバイオリン、自然に身につくまで丁寧にお教えしています。東京芸大卒業後ドイツにて学んだ先生による、分かりやすく楽しいレッスンです。初心者・経験者とも歓迎いたします! お問合せTel.090-2301-4587まで。レッスン詳細は藤井祥子ピアノスタジオHPをご覧ください。

結果は結果

2014年03月25日 | ピアノレッスン
コンクールが終わるといつも思うこと。

自分のしたことに「賞」という結果が出るというのは、
小さな子供にとって、人生でこんなことがあるのか~と驚いてしまうほどの衝撃の瞬間ではないかと思うのです。
「賞」が出なかった時もまた然り。

名画に上手い下手がないように、音楽にも何が上か下か測りがたいものがあります。
それが芸術の素晴らしさですが、点数をつけたり評価しようとしたりすると、無理が出てきてしまいます。
それは子供のピアノコンクールも同じこと。

ピアノコンクールは複数の審査員の点数の合計で順位が決まるのですが、
その時にはケーキ屋さんでケーキを選ぶ時のような個人の嗜好に左右される場合や、
たまたま曲の並びで光ったように聞こえる場合があるのです。
ですから、その子の才能を100%反映しているとは言い難いくて…。

コンクールという大イベントを楽しんで挑戦することは子供の力を大きく育てます。
一番大事なのは、どう曲に向き合ったか、毎日の練習でどう自分と向き合ったか。
結果は自ずからついてきますし、所詮結果は他人の決めること。

「賞」が発表される瞬間が衝撃的であるからこそ、それに一喜一憂しすぎず、
いつもの生徒とのつながりを、一歩一歩の成長を大切に育んでいきたいです。
その子の価値を一番わかっているのは、ご両親・ご家族・そして日ごろ一緒にいる先生ですから。