藤井祥子のいろいろ

ピアノ&ヴァイオリン教室・飼い猫のルイ…
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藤井祥子ピアノスタジオには、確実に上達できる喜びがあります 

『楽しい!』『練習したくなる!』そう思っていただけるわかりやすい指導を心がけています。一人ひとりペースに合わせ、生徒さんと一緒に音楽を楽しんでいます。 【ピアノレッスン】ピアノの楽しさをとことんお伝えいたします!年齢問わずスムーズで音楽的な演奏ができるよう、レッスンしています。お子様のレッスンは、親御様と一緒に心の成長を大切に見守りながら、自信と自己肯定感を育てていきます。合唱伴奏・ピアノコンクール・進学など、ご相談ください。大人のレッスンは、初心者・経験者ともじっくり取り組みたい方が多数通われています。 【バイオリンレッスン】憧れのバイオリン、自然に身につくまで丁寧にお教えしています。東京芸大卒業後ドイツにて学んだ先生による、分かりやすく楽しいレッスンです。初心者・経験者とも歓迎いたします! お問合せTel.090-2301-4587まで。レッスン詳細は藤井祥子ピアノスタジオHPをご覧ください。

遠回りのようだけど

2019年05月03日 | ピアノレッスン
譜読みに時間がかかる・・・そんなお悩みは結構よくあること。
弾いても弾いても、なぜかなかなか曲にならないのです。

新しい曲に向かう時に、まず曲を2小説や4小節に短く区切ってリズムの確認。
そしてピアノで音を出しながら(この時点では一本指でもOK)歌って音程を確かめ、
書かれているアーティキュレーションやダイナミクスなどもすべて声で確かめて、
それからやっと指使いを考えて弾いてみる。
もちろん片手ずつ。
右手をこの方法で、それから左も。
右手と左手が連結してひとつのパッセージになるところは両手で。

短いひと区切りをこの方法で練習したら、次のひと区切りを。
それからこの二つの区切りをつなげて・・・。

片手ずつ全体像がつかめてきたら、今度は両手。
メロディーや伴奏のハーモニーなどの関係を考えて、
音色のバランスを探します。
あくまでもゆっくりゆっくり。。。

練習した部分が、明日も今日やったように弾けそうな気がしてきたら、
それが練習のやめどき。
暗中模索、ぜんぜん曲としてピンときていないうちにやめてしまうと、もとの木阿弥です。

これが遠回りのようだけど、これが一番の近道です。

たっぷりと時間を取って、
今日はYくんと譜読みに取り組みました。
時間のかかる作業ですが、やればやるほど慣れてスピードアップするはずです。