藤井祥子のいろいろ

ピアノ&ヴァイオリン教室・飼い猫のルイ…
いろいろな日々の話題をご紹介しています。

藤井祥子ピアノスタジオには、確実に上達できる喜びがあります 

『楽しい!』『練習したくなる!』そう思っていただけるわかりやすい指導を心がけています。一人ひとりペースに合わせ、生徒さんと一緒に音楽を楽しんでいます。 【ピアノレッスン】ピアノの楽しさをとことんお伝えいたします!年齢問わずスムーズで音楽的な演奏ができるよう、レッスンしています。お子様のレッスンは、親御様と一緒に心の成長を大切に見守りながら、自信と自己肯定感を育てていきます。合唱伴奏・ピアノコンクール・進学など、ご相談ください。大人のレッスンは、初心者・経験者ともじっくり取り組みたい方が多数通われています。 【バイオリンレッスン】憧れのバイオリン、自然に身につくまで丁寧にお教えしています。東京芸大卒業後ドイツにて学んだ先生による、分かりやすく楽しいレッスンです。初心者・経験者とも歓迎いたします! お問合せTel.090-2301-4587まで。レッスン詳細は藤井祥子ピアノスタジオHPをご覧ください。

スランプ?いえ、開花前です!

2020年03月18日 | ピアノレッスン
ピアノが弾けるようになるには、
スポーツのように、反射神経・感覚神経・筋力・などの発達も大切な要素です。
子供は日々発達?発育?していますが、大人だって適切な刺激があればちゃんと日々発達します。

日頃の練習では、片手で弾いたり一部分だけを取り出して弾いたり、
試行錯誤して「それだけだったら出来る!」という状態を目指します。
そしてその後で、両手にしたり続けて長いフレーズを弾こうとチャレンジ!
そうすると、なぜかなかなかうまくいかない・・・。
よくある話です。

大人の方だと「やっぱり自分には才能が足りないのかしら?」
子供の練習にお付き合いしている親御さんは「ちゃんと真剣にやろうとしてるの?」
心の中にこんな気持ちがむくむくと沸き起こってきます。

でも、ピアノは体を使ったスポーツ的側面があるのです。
反射神経・感覚神経がちゃんと機能して、
自分のあらゆる動きをコントロールして動けるようになるには、そう発達する時間が必要なのです。
努力が成果として感じられるようになるまでは、タイムラグが絶対にあるのです。

この時間のことをスランプというのかもしれません。
けれど‘開花前’と言い換えることもできます。
それぞれの準備が整って、あとは待つばかりの一番楽しみな時間。

そんな時間をうまく乗り切るコツは、
今までやっていた基本に立ち返った練習をひたすら続けること。
時が来れば、体の中で動きの統合が起こります。
すると自然に出来るように体が変化してきます。

だからみなさん、決して落ち込んだりイライラしたりしないでください!
変化を楽しみに、待って待って待って!!