砂場で一心に遊んでいたころの、あの感覚をおぼえていますか?
人間には様々な感覚能力が備わっています。
音楽に向き合うときは、
出来ることならそのすべてを使いたいです。
冷たいプールの水にえいやっと飛び込むように、
ぬるい水たまりにそろそろと足を浸すように、
そうやって、その音楽の中に入ったらそこで自由に遊ぶのです。
学校に通うようになり、
お勉強の仕方を身に着けて大人になってしまうと、
様々なことを言語化して記憶する能力が圧倒的に発達してしまいます。
そして、そうやって身に着ければ絶対大丈夫という根拠のない自信も。。。
楽譜はドレミに訳して言語化したりせず、
もっと音感を大切に理解して、
自分の身体感覚や耳と心の味わいに落とし込む。
人前での演奏だって受験勉強のように頑張るのではなく、
詩や夢のように時間を描いてみる。
「毎日が遊びと発見の連続だった」時代、
体中の感覚を研ぎ澄まして楽しんでいました。
あの感覚をいつまでも忘れることなく、
音楽に向き合えたら素敵だと思いませんか?
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