作曲の世界のお話。
クラシック音楽の長い歴史の中であまたの作曲家が作り上げてきた、
音の動かし方や重ね方の決まりのようなものがあります。
これは決してこのやり方はダメ!といった強制力のあるものではないのですが、
(どこまで変形させてよいか、その許容範囲は時代の発展にもよりますし)
それでもこの理論を知ってしまうと、なにがオーソドックスなのかを意識せざる負えなくなります。
人間てそういうものですよね・・・。
しっかり理論を学べば学ぶほど、
自由で独創的な発想が湧きにくくなってしまう。
それがどうやら芸術創作を学ぶ音楽大学作曲科のとても大きなジレンマらしい・・・。
うんうん、なんだかとってもわかる気がします。
小学3年生にして、しっかりとした自分の意志で作曲を習いたい!宣言をしたHくん。
まるで湧き出るように、次から次へと無邪気に作曲をするその姿に目を細めながら、
名だたる作曲家の先生方やHくんのご家族や私で、このジレンマの壁に頭をひねっています。
個性や独自性がしっかりと育ってから、出来れば理論は後付けの知識であってほしい。
大人になってすべての体系的理論を習得してからも、なおかつ子供のように自由に芸術が湧いてくる人になってほしい。
じゃあ、どうやって育ててあげたらいいの?
そんなセオリーは存在しません。
その時その時を大事に一歩ずつ手探りで行くしかない冒険の道のりです。
これは芸術の根源的な問題ですね。
けれど、子育てっていつもこうなのかも・・・と思うと、至ってふつうの悩みにも思えてきます。笑
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