藤井祥子のいろいろ

ピアノ&ヴァイオリン教室・飼い猫のルイ…
いろいろな日々の話題をご紹介しています。

藤井祥子ピアノスタジオには、確実に上達できる喜びがあります 

『楽しい!』『練習したくなる!』そう思っていただけるわかりやすい指導を心がけています。一人ひとりペースに合わせ、生徒さんと一緒に音楽を楽しんでいます。 【ピアノレッスン】ピアノの楽しさをとことんお伝えいたします!年齢問わずスムーズで音楽的な演奏ができるよう、レッスンしています。お子様のレッスンは、親御様と一緒に心の成長を大切に見守りながら、自信と自己肯定感を育てていきます。合唱伴奏・ピアノコンクール・進学など、ご相談ください。大人のレッスンは、初心者・経験者ともじっくり取り組みたい方が多数通われています。 【バイオリンレッスン】憧れのバイオリン、自然に身につくまで丁寧にお教えしています。東京芸大卒業後ドイツにて学んだ先生による、分かりやすく楽しいレッスンです。初心者・経験者とも歓迎いたします! お問合せTel.090-2301-4587まで。レッスン詳細は藤井祥子ピアノスタジオHPをご覧ください。

細胞を育てる

2016年03月18日 | ピアノレッスン
ピアノを上手に弾くには、感性や知識も大切ですが運動神経や感覚神経もとても大切。
じゃあその運動神経や感覚神経はどうやって磨くの?

私のイメージでは刺激を与えて日々育てる…です。
刺激は、適切な場所に適切な運動イメージをインプットすること。
そしてまるで植物の種に水をあげお日様に当てるように、
日々少しずつ刺激を繰り返し…あとは美味しいものを食べ寝て待つ。笑

運動神経や感覚神経はつまりは脳の中の細胞です。
細胞なら年相応に日々増殖するはず!
何もしなければその細胞は死んでいって消えてしまいますが、
適切な刺激があれば増えます。
つまりざっくりと言ってしまえば‘リハビリ’ですね。

成長期の子供はそれを練習とか訓練とかいうのでしょうが、
何もしなければ老化する成長期を過ぎた年齢にとってはリハビリ!?

休日にまとめて長時間練習するより、
それを分割して毎日少しずつ刺激を与え続ける方が、ずっと効果的です。
もっと言えば、どうしても上達したいテクニックは、
日に何度も5分~10分の練習を繰り返すともっと目に見えて効果を実感できます。
ぜひお試しください♪

発表会のDVD

2016年03月17日 | ピアノレッスン
昨年11月末に行ったコンチェルト発表会「クレエVol.8 コンチェルト広場」。
当日の華やかなステージを3姉妹のパパSさんがDVDに編集してくださいました。
斜め後方からの映像では、全身でピアノを弾く様子や指揮者の先生とのコンタクトもしっかり写っていますし、
ステージ上手からのカメラで撮った映像では、演奏中の笑顔が正面から写っています!

Sさんのご厚意で、このDVD分けていただけることになりました。
ご希望の方はレッスン時にお知らせくださいませ。

今日は勉強!

2016年03月16日 | 日々のくらし
午前午後、計5時間ほどの集中講座。
学生の頃は日に5時間なんて別にどうということもなく授業を受けていましたが、今はさすがに大変!
勉強に不慣れなのか、それだけ中身が濃いのか?

夕方には頭がパンパン、飽和状態。
すぐにでもピアノに向かって、今日仕入れた知識を少し消化しないと…。笑

合わせ

2016年03月15日 | ピアノ演奏や審査や・・・
久しぶりの、自分のための時間。
朝から出かけて、フルートの友人と4/10のVariationsに向けて合わせをしてきました。
彼女とこうして一緒に演奏する仲になって、いつの間にかずいぶん経ちました。
アンサンブルって不思議です。
何年もかけ少しずつ心が近くなってくるのを、音楽からも感じるのです。

楽しい時間のあとは、タイ料理のお店でランチ&おしゃべりタイム。
パクチー山盛りのビーフンをいただきました!

友情パワーアップ

2016年03月14日 | ピアノレッスン
昨日のコンクールの後味。
かわいい生徒たちが2人出場して、1人はトロフィーもう一人はトロフィーがもらえず。。。
その演奏はどちらも最高だっただけに、複雑です。
トロフィーをもらった生徒ともらえなかった生徒が逆だったとしても、きっと同じようにフクザツ。
仲がいいだけに、Tちゃんのトロフィーをもらった喜びはきっとフクザツだったはず。
どうしても涙が止まらないYちゃんの気持ちもフクザツ。
2人を取り囲む大人たちみんながフクザツ。
これがコンクールの宿命とはいえ、なんだかとっても割り切れない一夜を過ごしました。
(割り切れないというのは決して審査結果ではなく、
まだ年端もいかない子供にこんな思いをさせてしまう事。
だって、2人とも本当に一生懸命だったのですから。
人生こういう事もよくあるんだよ…なんて現実に身をさらすのはやっぱりつらいことです。)

さて、今日の夕方になりソルフェージュにやってきたTちゃんとYちゃん。
「私たち親友だよね~~!」といつになくじゃれて大騒ぎ。
二人でもつれ合ったあげく、ぶつかって襖が外れるほど!
どうやら二人の友情は、昨日の事件!?のおかげで猛烈に盛り上がっているようです。
私が心配する以上に、子供ってたくましいのかもしれませんね。

こんなに身近に一緒に経験し分かち合える友達がいるなんて、なんて幸せな事!
よきライバルという言葉はありますが、そうそう巡りあえるものではありません。
たまたま同じピアノ教室に通い、巡り合った縁です。

そう考えると私自身も、生徒たちみんながたまたまこの教室に通ってくれることになって築いた縁に囲まれています。
1人1人とドラマのような日々を過ごせるありがたさを、つくづく噛みしめています。
その重さに比べたら、コンクールの結果なんてささやかなもの。
一喜一憂しすぎず、みんなとしっかり歩んでゆく幸せを大切にしたいです。

モーツァルトコンクール

2016年03月13日 | ピアノレッスン
日本モーツァルトコンクールの本選が銀座王子ホールにて行われました。
ピアノ部門ジュニア1に参加した小2のYちゃんとTちゃんは、2人揃って1月の予選を見事通過、
本選に残った5人に混ざって見事な演奏を聴かせてくれました。

参加者それぞれが、きっとモーツァルトはこんな風に弾いて欲しいんじゃないかな…、
モーツァルトの時代はこんな風に演奏されていたのでは…、
自分にはモーツァルトの音楽はこんな風に感じられるんだ…、
と感性溢れる演奏を繰り広げました。
客席で聴いていても、どれも魅力的で素敵でした。
審査員の先生方もおっしゃっていましたが、まさに甲乙つけがたい完成度。

アンサンブルを課題曲として課しているコンクールで、
小学高学年はヴァイオリンと、中学生はトリオを、そしてその上の学年はコンチェルト。
そのすべての演奏を堪能してきました。

もう演奏を楽しめただけで十分なのですが、
けれどそこはコンクールの悲しい宿命、
最後は順位をつけなければ場が収まらないという。。。

Tちゃんはジュニア1部門でなんと第2位、ナンネル賞に輝きトロフィーをいただきました。
Yちゃんは惜しくも1・2位以外でしたが、演奏した5人の点数は僅差だったそうです。
2人とも本当に立派でした!おめでとう!!



日本モーツァルトコンクール結果速報はこちら

大切に弾きたい曲

2016年03月12日 | ピアノレッスン
テクニック教本や様々な知識の詰まった教則本も大切。
ですが、今はこれに専念したい!と思わず思ってしまう曲と出会い、
時間をかけて向き合う喜びも、とてもいいものです。

バッハのあの有名なト長調のメヌエットに打ち込んでいるNさん。
建築関係のお仕事をなさっているからでしょうか、
音の組み合わせの美しさやリズムの妙など、
まるで宝箱を覗き込むように楽譜を眺めていらっしゃるように私には感じます。
どの音もどのリズムも、ちゃんとNさんに見つめてもらっているようです。

部活や塾で毎日ヘトヘトの生徒たち。

ロボットでもなく置物でもなく、生きている子犬のワルツって?と、
想像力を働かせて弾いているYちゃん。

壮大な宇宙をイメージして「木星」を弾いていたKちゃんは、
次はバッハの平均律第1巻第1番の「プレリュード」の練習を始めました。
鍵盤音楽の聖書と言われる曲集の扉にあたる曲です。
神聖なキリスト教の心を想像しているKちゃんの表情、清らかです!

気持ちが燃える曲が弾きたいと、最近厳選して選曲に挑んでいるY君は、
「スターウォーズのテーマ」を見事に仕上げ、次は「真田丸」に挑戦。

彼ら、じっくりとピアノに心傾けられる時間はもしかしてレッスンの時が唯一なのかしら…?と最近思います。
きっと家での練習も時間に追われているのでしょう…。
そう思うと、家での練習が充分でも不十分でも、
せめてレッスンのひと時だけはあまりうるさい事は言わずに、
静かに安心して、心から音に向き合える時間を作ってあげたいと思います。

もう春?まだ冬?

2016年03月11日 | 日々のくらし
もう今シーズンはセーターは着ないかもね…というほどの暖かい日があるかと思えば、
絶対にウールを着ないと風邪をひきそう…という日も。

もう一着編んじゃおうかな?
でも編む時間あるかしら?
例え5分でも、編んでいる時間が幸せなのよね~。
とはいえ編みあがることはもうオフシーズン?

迷います。。。

運命の

2016年03月10日 | 日々のくらし
運命の日?、県立高校の合格発表日。
今年受験生のあの子やこの子や…みんな思う進路に進めますように!

けれど、もしも今が不本意だとしても、
ちゃんと将来帳尻が合うのです。
歩んだ道は、すべてが正解。
通り過ぎてしまったから言えるのですが。笑

自信を持って、胸を張って、とエールを送りたいです。

今日のレッスン

2016年03月09日 | ピアノレッスン
ピアノを習っているわけでもないのに、
学校の先生やお友達をまねて、すごい弾きっぷりなんです!
私なんかとてもあんな風には弾けませんと、お孫さんの話が尽きないSさん。
4月の発表会で演奏する連弾も、ずいぶん余裕が出て音楽を楽しめるようになってきました。

御年83歳のピアノです。
ゆっくりじっくりと練習をすすめ、
今日からシューベルトのセレナーデのレッスンに入りました。

いよいよ今週末のコンクール本選を目の前にした小2の2人は、
ラストスパートで力を振り絞って頑張り中。

OLさんのTさん、フォーレのノクターンの中で一番好きな8番を持っていらっしゃいました。
フランスの香り漂う美しい小品です。
その後は、テクニック強化をめざしツェルニー40番を。