幸せな一生

ピアノにとっての、幸せな一生。

音楽の好きな家族に喜んで迎えられ、
いつも誰かに触ってもらえて、一緒に日々を歩み、
いいコンディションでいられるように愛情を持って手入れしてもらい、
もしその家族の下を離れるようになっても、
またちゃんと愛してくれる家族に迎えられる。
そして、また誰かの手で音楽を奏でて過ごせる一生。

ピアノも幸せだけれど、
そんなピアノを迎えることが出来るのも幸せ。

Y君のところへ、ピアノがやってくることが決まりました。
今までも大切に愛されてきたピアノ。
これからもずっと愛され続けていく事でしょう。
幸せなお話です。

知識を上乗せ

自分がピアノを弾く時にはなんとなくわかっているということと、
生徒に上手く伝えられるのかということは、まったく別問題。

私が生徒の側だったら、
はじめて聞くより専門的な話はより面白く、
その後に増えていく知識と矛盾しないように、
ちゃんと段階的に理解できた上に身についていき、
新しい世界が開けていくような実感が伴えば、
よりワクワクできて嬉しいなぁ～
よくばりな生徒です…が、そう思います。

発表会が終わって急に上手になってきた生徒たちに、
2年後3年後にもっとピアノが面白くなるエッセンスを伝えなくてはと、
少し前から気になっていた本をまとめ買い!?しました。



どれも中高生以上でないと読んで理解するのは難しそうですが、
私が読んでその子に必要なことを伝えればいい!!
寒い冬の夜長です。
たくさん読めそうです。

リフレッシュ

今年もテーブルウェアーフェスティバルに。

うつわ・カトラリー・テーブルまわりの小物…
実際に手に取ってみると、土のあたたかさや木のふくよかさが伝わってきます。
デザインも色合いも本当に多種多様で、
美しさや機能の基準も様々。
ふれていると、心と頭が柔らかくなるような気持ちに。


沖縄には沖縄のおおらかさ。

30分の壁を越えました

年少さんというと、集中できる時間もまだまだ短かいお年頃。
次から次へといろいろな内容をレッスンに盛り込みますが、
のるかそるかはその日の気分なんてことも。

けれど年少さん＆早生まれのIちゃん、
今日は30分を越えても集中力は途切れません。
ぬいぐるみのシマウマさんを交えて、
レッスンの間中一生懸命です。

祝・祝・祝！！！

私の中では、記念すべき日になりました。
鍵盤の名前だってリズムだって、
色々な音を聴き比べることだって、
まだあんまり興味が湧かないのかしら…なんて心配していましたが、
いえいえ全部しっかりとわかっていたのです。

種をまき、種をまき、種をまき、
今日ちらっと新芽が見えました！
立春を過ぎ、やっぱり春ですね～。

やっぱり、美味しいものに・・・♡

5月末のコンサートプログラムの打ち合わせのために、
午前中からいつもの仲間が集まったのですが、
決まったのはプログラムの方向性だけ。笑

具体的な曲の絞り込みはメールでしましょう！ということになり、
さっさとランチパーティーの準備に突入です。
具だくさんのサンドイッチや美味しそうなパンの数々、
あたたかいポタージュスープに、温野菜のチーズフォンデュ。
持ち寄りでなんて言ったものだから、
ほっぺたの落ちそうなごちそうが集まってしまいました。

打ち合わせなんてそっちのけ。
でもいいのです。
今日のランチは前回のコンサートの打ち上げも兼ねているので。

初レッスン

一週間前に体験レッスンにきたＪくんが、
さっそく今日からレッスンを始めました。

ここのところ、初めてピアノを習い始める生徒たちは
もっともっと小さな年齢の子が多かったので、
小2のＪくんの理解の速さに感激。笑
当たり前と言えばそれまでですが、
やっぱり年少さんや年中さんと小学2年生はずいぶんちがいます。

Ｊくんの教本は最近になって新刊発売された、
少し大きい子供向けのバスティンシリーズ。
大切な要素が1冊に上手にまとめられてギュッと詰まっています。
きっとグングン上達するのでしょうね。
楽しみ楽しみ。

名曲続々

ロマン派の導入にブルグミュラーもいいのだけれど、
小4Ｔちゃんを見ていると、どうも違う気がする…。
もっとピッタリくる別の何か。。。
とたどり着いたのが、シューマンのユーゲントアルバム。

読書の大好きだったシューマンが、
子供たちのために、まるで童話のような曲集を作りました。

グリム童話が出版されたのが1812年のクリスマス。
きっと少年シューマンは、そんな童話集をたくさん読んで育ったのでしょうね。
童話の一場面を思わせる曲ばかりです。
おまけにブルグミュラーよりもっと繊細なテクニックと、
音楽表現がそこかしこに散りばめられています。

ステキだなぁ～とシューマンの世界に浸っているところへ、
小4Ｙくんがレッスンへやってきました。
先週話をしていたパイレーツ・オブ・カリビアンを持って。
1オクターブが届くようになってきた男の子が、
しっかりとリズムよく和音をつかむテクニックを練習するにはもってこいの曲。
思った以上に上手く弾けそうです。

そのＹくんが帰りがけに、もう1曲気になる曲があると言って話してくれたのが、
スカルラッティ作曲のソナタ。
いつも聴いているピアニスト・ホロヴィッツのＣＤの中にある、
（そう聞いただけで、軽やかできらめくような美しさが頭に浮かびます）
お気に入りの1曲だそうです。

Ｙくん、そういうのも好きなんだ～！
さっそくスカルラッティのソナタ集を手渡しました。
近いうちにこの曲もレッスンしましょうね。

調律しました

あっという間に1月が去ってしまい、今日からは2月。

ずっと気になりつつも、
発表会前はその時間すら惜しくて目をつぶっていたピアノの調律ですが、
今日やっとお世話になっている調律師さんに来ていただきました。

電撃的な出会いから我が家へ来ることになったスタインウェイも、
ずいぶん弾きこみ、お部屋にもなじんで、
美しく粒がそろい、ますますこなれて豊かな音色になってきました。

中学生のころから一緒に過ごしてきたヤマハも、
いまだ出逢った時のようにアクティブに輝く音色を響かせてくれています。

楽器は弾きこむ程に良くなっていきます。
楽器だけでなく家具も家も洋服だって、
天然素材のものなら何でもそうです。

愛すべきピアノたち、
調律を終えて今日が一番の美しさ。
指先で奏でると…天を舞う心地です。