雪が止むことだけが決まっているなら

モラハラの父と認知症の母と…

翌々日、母との電話

2024-10-22 14:56:24 | 日記 第2部

父と電話で話した翌日、本人は警察に行くと言っていたけれどどうなることやら…と
思いつつ(また迷惑かけないならいいけど)、私は出勤の準備。

すると、先に家を出ていた夫から電話。
「おとうさんの車に似た車とすれ違った」「わからんけど、もしかしたら」
ええーーっ!いや警察行くって言ってたし、まさか…と思いつつ
「わかった。早めに家を出るから」と言って、とっとと準備して家を出る。
心臓バクバクして、母を家出させた時の事を思い出す。
(もう嫌だよーー)

でも、よかった。実は私は半年ほど前に勤務先変わったんだけど、
なんだか喋るのがめんどくさくて、父に教えてなかった。
(それはそれでどうかと思うが…)

で、結果としてはどうも夫の勘違いだったようで…。
(おいおい人騒がせな。でも、まぁよかったよ)
警察の方から、その日は父が警察署に来たと連絡ありました。

父は特に取り乱す様子もなく落ち着いていたとのこと。
記憶についても、警察とやりあったことなど覚えていたとのこと。
(父と電話で話した際不安に思っていたけど、とりあえずよかった)
奥さんは安全な場所にいるとか、暴力は振るわないようにとかも
お話してくれたらしい。
自分の心の問題についても触れたみたいで、多少何らかの自覚はあるのか。
(だったらどうにかしてくれとも思うが、本人もコントロールできないんだろう)
これからどうしたらいいのかと父が言うので、
まずは自分の生活をしっかりなさってくださいとお伝えしたとのこと。
時折うるっとしている様子だったとも。

まぁ不安だし寂しいんだろうなぁ…と思っていたら、
「娘さんとは50年話をしていないって言ってましたけど。」
おいおいまたその話か!
「日常的な会話はしてます。深い話はしませんけど。」
「父は0か100かの極端な人なんです。」と。
もう勘弁してくれよー。
まぁ父の「話す」と私の「話す」では、意味合いに大きな隔たりがあるんだろう。
でも、私にはもうどうにもできません。

そして、この日は遠方にいる妹にも報告。
お互いの近況も交えつつ、久々の長電話。
親の文句言ったり、笑ったり、私たちでしか言えないような話も。

すると、途中で施設から電話が入った。
「お母さんが帰りたいと言って不安そうにしているので、
娘さんと話したら落ち着くかと思って」ということだったので、話してみる。

帰りたいというか、帰らないといけないけど帰ったら殺されるとかそんな感じ?
離婚がどうのとかも言っていて、なんだか要領を得ない。
「そこでしばらくゆっくりしてていいよ」と言っても
そもそも「そこ」がどこかわかってないから、「今日泊まる所がない」と言い出し、
「そこに泊まっていいんだよ」と言ってもまた同じことを聞いて来たり。
不安だし、寂しいんだろうなと思いつつもどうにもできない。

しばらくすると、唐突に職員の方に代わってしまった。
とりあえずまた何かあったらお願いしますと伝える。

あんな不安そうな声を聞くと、うちで引き取った方がいいのかとも思ってしまう。
全く知らない場所で暮らすより、うちだったらまだいいんじゃないかとか。
何回も来たことあるし、少しでも不安の少ない馴染みのある場所がいいんじゃないか、
デイサービスを利用しながらならどうにかなるのかなとも思ったり。
うーん、悩ましい。
しかし父はなんとしても母と一緒に暮らしたいと言い張るだろうしな。
まだまだ問題は山積み。

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