雪が止むことだけが決まっているなら

モラハラの父と認知症の母と…

久し振りに実家にお泊り

2023-08-24 14:01:01 | 日記

先週は久しぶりに実家に泊まって来た。(いつ以来かと思ったら、1月以来…。そんな前だったんかー。私の記憶もあてにならんな)

まずは、母の病院へ行き診察。
先生からはいつも通り、食欲や睡眠、いつも何していますかという質問。(母の返答も特に変わりなく)

そして、ここからが新たな質問。
「テレビは見ますか。」「時々見ます。」(つけていてもあんまり見てない。声を掛けると見る感じかな)
「最近気になるニュースはありましたか。」ちょっと考えて「ありません。」(だろうなー)
「今の総理大臣は誰ですか。」これもちょっと考えて「わかりません。」
(でしょうね…ていうか、私も頭の中で岸田さんだったな。えーと下の名前何だったっけ?となぜか一人焦った)

「今日一緒に誰と来られましたか。」「娘と主人です。」
「一緒に誰と暮らしていますか。」「主人です。」
ここらへんは問題なく。

一つ気になったのが、「最近調子はどうですか?」と聞かれて、「鬱っぽい時がある」と答えていたこと。
記憶はないのに、何か自覚があるのか…。

そして、先生が「血圧を計りますね」と母を別室へ。
でも、これは口実で(最初に血圧は計っているし)、母抜きで私たちに話を聞くためというのは普通はわかると思うんだけど、父が「血圧は毎日計っていて問題ない」みたいなことを先生に向かってしゃべり出して、あーそんな感じなんだ。少しずつ理解力とかが落ちて来てるんだろうなーと。

今回先生が新たにいろんな質問をしたのは、父が毎回先生に渡すメモ(日頃の様子)にあまり母の様子が良くないみたいなことを書いていたからみたいだ。
そして、母の様子を聞かれた父が「もう今年いっぱいだろう」と言い出す。私からしたら、何が?そんなに?という感じだが、1ヶ月ぶりに会ったばかりの私からは何も言えず。
確かに日記には「メモを貼っても見ない」とか「インスタントの味噌汁を買っても、どこに置いたかわからない」とか、「またまずいみそ汁を作っている」とか書いてあったけれど。母はメモが目に入らず、とにかく父のために味噌汁を作らなくてはという義務感で毎日作ってるんだろう。それはそれでたいしたもんだと思うけど…。(冷蔵庫の中に味噌が5個も入ってたし)

先生も「いずれ施設に入ることも考えた方がいいでしょう」「急ぐ必要はないけれど」と。そして「ご主人も大変なので無理しないように」と。(無理っていうか、そういうことじゃないんだよなーーと心の中で呟きつつ)

そして先生が「お風呂で髪は洗っていますか」と。「えーどうだったかなぁ」という感じの父。えっ、ケアマネさんから何も聞いてないのか。(日記を見ても書いてなかったし、デイサービスでお風呂にも入ってないらしい)やっぱりちょっとずつ父の記憶力も?怖っ!

そして、先生に「洗濯や料理はどうされているんですか」と聞かれ、「全部やってます」と父。「それは大変ですね。」「そんなたいしたことじゃ」と父。「いやいや」と先生。うん?これはおかしいぞ。先生勘違いしとるやん!父に「お母さんがやってるよね?」と聞くと「うん」「母がやってます!」主語が抜けてるから、全然通じとらんわ。

結局父的には「本人のためにも自分が大丈夫な限り、自宅にいさせたい」「施設で虐待されるかもしれないし」と。
おいおいまだ言っとるんかーい、先生否定してくれよーと思ったら、「なるほどなるほど」って。
先生的には、今のところ施設には入れる気はないんですね、とにかくずーっと一緒にいたいんですねという意味のなるほどなんだろうけど。

帰ってからも母は特に変わりなく。
時計を見てそろそろ3時だからとお茶を入れ(一日に何回も時計やカレンダーを確認)、私が買って来たお茶菓子を見て持って帰ればと私に言い(それ私が買って来たと言うと、すぐ忘れるから…と笑ってる)、私が冷蔵庫の整理をすれば母は洗い物をし、私が掃除機をかければバッグなどが邪魔にならないように座卓の上に載せ、買い物メモは何枚も書くし、スーパー行っても豆腐買った?と何回も聞いてくるし、でもレジの精算機は問題なく使えるしという感じ。

そういえば、急須の蓋が割れてテープで貼ってあったので買い物の時に買ってあげたが、帰ってから何回もこの急須買ったっけ?お金払ったっけ?と聞くので(急須が変わったことはわかるんだ)、その度に私が買ってあげた、プレゼントと言うと、最近すぐ忘れるからと笑う母の繰り返し。(とりあえず笑ってくれるのが救い)

父は飲みに出かけたので、夕食は弁当を買ってきて二人で。少し残したが、食欲は問題なさそう。
そして、帰って来た父。あぁ嫌だよーとヒヤヒヤしていたら、この日はめっちゃ上機嫌。よしよし、どうぞこのままでーと私も風呂に入らずに話に付き合う。(たいてい父がブチギレするのは、私がろくに相手もせずに風呂に入ってしまった時)すると、上機嫌のままとっとと寝てくれた。ほっと一安心。

その後、先に私が風呂に入り、母にも風呂に入るように言ったが明日入ると。しまった。先に母を風呂に入れればよかった。なかなか無理矢理入れるわけにもいかず難しい。

まぁこんな感じで、特に問題ない久しぶりのお泊りでした。だから、次も泊まるぞーとはならんけど。
とりあえず今度は母をこっちに連れて来て、美容院に連れて行く予定。


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