菊の香が漂い、山のハゼが真っ赤な西都の秋。
遠くに暮らす方々には郷愁を感じる景色ではないでしょうか。
そんな今週の夢たまごでは、
西都市出身の方の
里帰り個展が開かれています。
宮崎県はもとより日本各地の風景が、
特に山の風景が、
そこから切り取って持って来たかのように
ここにあります。
どうぞ、この油絵に会いに来て下さい。
気さくな作者ともお話し下さいね。
三崎冬男作品展
「油彩・自然へのまなざし」
展示期間:11月20日(火)~12月2日(日)
※2週間ですので、11月26日(月)は開館致します。
開館時間:10時~17時
三崎氏と小中学での同級生。展示会の世話人メンバー。 会場風景
~主催者のご挨拶文より~
故郷西都市にて、
2年ぶりに作品展を開催することにいたしました。
皆様との新たな出会いを楽しみにしているところです。
ご高覧下さいますよう、ご案内申し上げます。
三崎冬男氏は、西都市三財並木のご出身で、
20歳の時、故郷を離れ、
愛知県の東海市にて現在まで暮らしてこられました。
お仕事と並行して絵を学び、
絵画サークルで、絵の講師の経歴もあります。
以前、同窓会で帰京した時、
「絵を観たいね!」ということになり、
すご~く世話好きな同級生の奔走で
2年前、西都市では初めての個展を開きました。
そして今年、宮崎県内で描いた絵2点と、
日本各地を訪ねて描いた絵、合計20点を携えて
2回目の里帰り個展となりました。
愛知県鳳来町にあるこの場所にはよく行くそうです。
他に夏の棚田の絵も展示してありますが、
三崎氏は冬の棚田も描きたいと…
狙っているものがあるとのこと。
冬になると、棚田の石垣の「補強工事」が始まるので
その景色を描きたいのに、まだめぐり会わないそうです。
冬が描けると、四季の棚田四部作が完成するんですね。
自然を描くということは、これだ!という瞬間に出会うことで、
それは偶然だったり、待って待って待って、やっと会えた!
そういう「出会い」も大切な条件だということでしょうか。
四国に行った帰り、船で通りかかった瀬戸内の島。
採石場と化した島から、船でどこかへ運ばれていく…
次に通った時、右側の山は消滅していたとか。
道を作るなどの理由があるのでしょうが、
こうして自然がこわれていくのを描きとどめたかった…
ロッククライミングをして来られた方だから、
いつも大自然と過ごして来られた三崎氏だから、
より強く思うものがあるのでしょうね。
絵を描く上で大切にしていることは、
リアルさの追求。
見た目に暗い絵は描きたくない。
やさしさを表現したい…とのこと。
これらの山は、山梨県の鳳凰三山で、
薬師岳・地蔵岳・観音岳と並んでいる山。
奥さまと二人、いつでも一緒に山に登り
いい風景に出会えばスケッチし、写真に収め、
帰ってから描くとのこと。
これまで足をおろさなかった所は、
岩手県・山形県・茨城県・沖縄県だけ。
山登りが好き旅行が好き絵を描くのが好き
そして、何よりも夫婦二人で出かけるのが好き
そんなこれまでのアクティブで豊かな生き方が
三崎氏の表情に表れているようで、
あふれる笑顔でお客様に応対していらっしゃいます。
展示会は2週間ありますので、
またブログでご紹介いたします。
遠くに暮らす方々には郷愁を感じる景色ではないでしょうか。
そんな今週の夢たまごでは、
西都市出身の方の
里帰り個展が開かれています。
宮崎県はもとより日本各地の風景が、
特に山の風景が、
そこから切り取って持って来たかのように
ここにあります。
どうぞ、この油絵に会いに来て下さい。
気さくな作者ともお話し下さいね。
三崎冬男作品展
「油彩・自然へのまなざし」
展示期間:11月20日(火)~12月2日(日)
※2週間ですので、11月26日(月)は開館致します。
開館時間:10時~17時
三崎氏と小中学での同級生。展示会の世話人メンバー。 会場風景
~主催者のご挨拶文より~
故郷西都市にて、
2年ぶりに作品展を開催することにいたしました。
皆様との新たな出会いを楽しみにしているところです。
ご高覧下さいますよう、ご案内申し上げます。
三崎冬男氏は、西都市三財並木のご出身で、
20歳の時、故郷を離れ、
愛知県の東海市にて現在まで暮らしてこられました。
お仕事と並行して絵を学び、
絵画サークルで、絵の講師の経歴もあります。
以前、同窓会で帰京した時、
「絵を観たいね!」ということになり、
すご~く世話好きな同級生の奔走で
2年前、西都市では初めての個展を開きました。
そして今年、宮崎県内で描いた絵2点と、
日本各地を訪ねて描いた絵、合計20点を携えて
2回目の里帰り個展となりました。
「棚田の四季(2)」 80号 2003年
愛知県鳳来町にあるこの場所にはよく行くそうです。
他に夏の棚田の絵も展示してありますが、
三崎氏は冬の棚田も描きたいと…
狙っているものがあるとのこと。
冬になると、棚田の石垣の「補強工事」が始まるので
その景色を描きたいのに、まだめぐり会わないそうです。
冬が描けると、四季の棚田四部作が完成するんですね。
自然を描くということは、これだ!という瞬間に出会うことで、
それは偶然だったり、待って待って待って、やっと会えた!
そういう「出会い」も大切な条件だということでしょうか。
「島の運命」 100号 2007年
四国に行った帰り、船で通りかかった瀬戸内の島。
採石場と化した島から、船でどこかへ運ばれていく…
次に通った時、右側の山は消滅していたとか。
道を作るなどの理由があるのでしょうが、
こうして自然がこわれていくのを描きとどめたかった…
ロッククライミングをして来られた方だから、
いつも大自然と過ごして来られた三崎氏だから、
より強く思うものがあるのでしょうね。
絵を描く上で大切にしていることは、
リアルさの追求。
見た目に暗い絵は描きたくない。
やさしさを表現したい…とのこと。
「薬師岳の夕暮れ」「秋の空と地蔵岳」 10号 1989~1990年
これらの山は、山梨県の鳳凰三山で、
薬師岳・地蔵岳・観音岳と並んでいる山。
奥さまと二人、いつでも一緒に山に登り
いい風景に出会えばスケッチし、写真に収め、
帰ってから描くとのこと。
これまで足をおろさなかった所は、
岩手県・山形県・茨城県・沖縄県だけ。
山登りが好き旅行が好き絵を描くのが好き
そして、何よりも夫婦二人で出かけるのが好き
そんなこれまでのアクティブで豊かな生き方が
三崎氏の表情に表れているようで、
あふれる笑顔でお客様に応対していらっしゃいます。
展示会は2週間ありますので、
またブログでご紹介いたします。