アカペラな日々 - "Sakata Coro a Cappella" Since April 9, 2009

合唱団"Sakata Coro a Cappella"で指揮の傍ら作曲・編曲,たまに歌に励むOyaji。の活動&日常

東京混声合唱団の「箱根八里」を聴く..が

2018年05月18日 | 音楽系(合唱,作曲・編曲など)
TVでやっていた「箱根八里」,どう歌ってくれるのか興味を持った。
が,あまり快いものではなかった。

前奏の三連符は平坦で,リズムを感じない。
拍の頭だけアクセントのはずだ。
 
合唱も,同じく拍の頭だけアクセントが良いし,もっと音を張らなければ。

その理由は「天下の険」たる箱根の威容であり,それが音楽にされなければ滝廉太郎も編曲の林光も泣くだろう。

器楽の人間はしばしば誤解するが,合唱も歌であり「歌詞を歌えてナンボ」の世界なのだから。
端的に言えば「なだらかに歌った箱根は,真の険しい箱根ではない」のだから。

不知の方,付き合わせて御免。

立派な学卒者にも多い「~せざるを得ない」を「負えない」人

2018年05月18日 | 中高年の主張(そろそろ高年?)
いちいち気に障るTVの話だが,まずは民放から。

スポーツ解説者などでは日常茶飯事だが,権力や世間に「物申す」風なオジサンのキャスターですら,「~せざるを得ない」の助詞である「を」にアクセントをつけて話していたりする。

ゆとり世代の若者ですら,この助詞を「くっつきの『を』」と教えられて,アクセントをつけないようにしている(たぶん)
これを「~せざる負えない」とでも言うかのように平気で語られると,良い話もすっかりぶっ飛んでしまい,頭に入らなくなってしまう。

固有名詞を含めて,きちんと教育してから電波に乗せてほしいものだ。