一時はモデルチェンジの噂もあったダイワの琥珀本流エアマスター。
結構確かな筋からの噂だったのだが、2014年のダイワの渓流釣りカタログからは消えていた。
このまま廃盤になるのか・・・
いや違う、急遽仕様変更などがあって開発が遅れただけだ。
翌年にはSMT(スーパー・メタル・トップ)を搭載して甦るはずだ。
期待と不安の入り混じった気持ちで、僕は2014年のシーズンも愛竿にして老竿の、初代琥珀本流エアマスター100MVを使い続けた。
先日、復活したエアマスターを振ってきた。
以下その感想(実釣での使用後にこの感想は変わることは充分に有り得ます)。
持った瞬間に、驚くほどシャンとしているなと感じた。
魚が掛かったときには元上から曲がっているのかと思えた先代エアマスター。
悪く言えば「ぐにゃーんとした感じ」「ぶらぶらした感じ」だったのだが、そのような感覚が一切ない。
未使用新品の竿とさんざん使い込まれた老竿と比較するのも筋違いな話のような気もするが。
因みに釣り具屋の店員さんの話によれば、X45の技術を纏った製品は皆こんな感じだということです。
話は逸れるが、先代エアマスターの名誉のためにも付けくわえると、前述のその調子故に魚を無駄に暴れさせることもなく、元竿を支えていれば大物でも寄せられたし獲り込めたと思っている。
また、細糸を守ってくれたとも思っている。
調子とその細さゆえにパワーはないのかと思ってしまいそうだが、その見た目から抱く感覚よりもかなりパワーのある竿だと思った。
「風を切る細身設計」でエアマスターの名を冠した先代モデルは、その長さと調子故に、お世辞にも風を切るとは言えなかった。
強めの風が吹くと穂先は煽られて大きく流れる。
一時釣りを見合わせなければならないこともままあった。
この日は風のある屋外で竿を振らせてもらったのだが、穂先の流れ方は大幅に軽減されていた。
竿全体の調子はどうか。
先代ほど胴に入らないと感じた。
つまり、元上から曲がっているような感覚はなかったということだが。
これは実釣で大物が掛かったときに体験するとまた違った感覚を抱くかもしれない。
竿自体のパワーはどうか。
穂先を店員さんに持って頂いて少し絞ってみたのだが、かなりパワフルになっている。
適合ハリスは先代と同じ0.2‐1.0号だが、1.2号まで対応している「琥珀本流ハイパードリフト スーパーヤマメ」くらいのパワーはあるように感じた。
これも実釣で大物が掛かったときには変わる感想かもしれない。
最後に持ち重り感。
先代より50cm長くなり、重量も30g近く増えている。
それが驚くべきことに持ち重り感が増えたということは一切ない。
寧ろ先代よりも扱いやすくなったように感じた。
不安点は穂先。
先代は1.2mm。
復活したエアマスターのSMT搭載穂先は0.9mm。
不安と言ったのは、強度とかそういったことではなく「こんなに細くて大丈夫なのか?」という僕の心理的な不安です。
ただし、僕は場合によってはかなり大きいオモリを付けて振り込むので、その場合は実際に耐えてくれるかどうか不安です。
チューブラー仕様の替穂先も付属していたけど、川に降りて行くときにいちいち持って行くのもどうかと思うし。
新しくなったエアマスターの性能のためには塗膜による感度低下や重量増までも嫌ってエアグロスフィニッシュにしたということには理解を示しましょう。
ならば、元竿の塗装部分のキラキラと輝くラメのような装飾も排してよかったのではないですか、ダイワさん。
こんなところに凝っても釣果に変化はないと思いますが。
でも、やっぱり素晴らしい竿には違いないと思った。
先代登場が確か2007年。
7年間でこんなにも進化するのかと驚きました。
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結構確かな筋からの噂だったのだが、2014年のダイワの渓流釣りカタログからは消えていた。
このまま廃盤になるのか・・・
いや違う、急遽仕様変更などがあって開発が遅れただけだ。
翌年にはSMT(スーパー・メタル・トップ)を搭載して甦るはずだ。
期待と不安の入り混じった気持ちで、僕は2014年のシーズンも愛竿にして老竿の、初代琥珀本流エアマスター100MVを使い続けた。
先日、復活したエアマスターを振ってきた。
以下その感想(実釣での使用後にこの感想は変わることは充分に有り得ます)。
持った瞬間に、驚くほどシャンとしているなと感じた。
魚が掛かったときには元上から曲がっているのかと思えた先代エアマスター。
悪く言えば「ぐにゃーんとした感じ」「ぶらぶらした感じ」だったのだが、そのような感覚が一切ない。
未使用新品の竿とさんざん使い込まれた老竿と比較するのも筋違いな話のような気もするが。
因みに釣り具屋の店員さんの話によれば、X45の技術を纏った製品は皆こんな感じだということです。
話は逸れるが、先代エアマスターの名誉のためにも付けくわえると、前述のその調子故に魚を無駄に暴れさせることもなく、元竿を支えていれば大物でも寄せられたし獲り込めたと思っている。
また、細糸を守ってくれたとも思っている。
調子とその細さゆえにパワーはないのかと思ってしまいそうだが、その見た目から抱く感覚よりもかなりパワーのある竿だと思った。
「風を切る細身設計」でエアマスターの名を冠した先代モデルは、その長さと調子故に、お世辞にも風を切るとは言えなかった。
強めの風が吹くと穂先は煽られて大きく流れる。
一時釣りを見合わせなければならないこともままあった。
この日は風のある屋外で竿を振らせてもらったのだが、穂先の流れ方は大幅に軽減されていた。
竿全体の調子はどうか。
先代ほど胴に入らないと感じた。
つまり、元上から曲がっているような感覚はなかったということだが。
これは実釣で大物が掛かったときに体験するとまた違った感覚を抱くかもしれない。
竿自体のパワーはどうか。
穂先を店員さんに持って頂いて少し絞ってみたのだが、かなりパワフルになっている。
適合ハリスは先代と同じ0.2‐1.0号だが、1.2号まで対応している「琥珀本流ハイパードリフト スーパーヤマメ」くらいのパワーはあるように感じた。
これも実釣で大物が掛かったときには変わる感想かもしれない。
最後に持ち重り感。
先代より50cm長くなり、重量も30g近く増えている。
それが驚くべきことに持ち重り感が増えたということは一切ない。
寧ろ先代よりも扱いやすくなったように感じた。
不安点は穂先。
先代は1.2mm。
復活したエアマスターのSMT搭載穂先は0.9mm。
不安と言ったのは、強度とかそういったことではなく「こんなに細くて大丈夫なのか?」という僕の心理的な不安です。
ただし、僕は場合によってはかなり大きいオモリを付けて振り込むので、その場合は実際に耐えてくれるかどうか不安です。
チューブラー仕様の替穂先も付属していたけど、川に降りて行くときにいちいち持って行くのもどうかと思うし。
新しくなったエアマスターの性能のためには塗膜による感度低下や重量増までも嫌ってエアグロスフィニッシュにしたということには理解を示しましょう。
ならば、元竿の塗装部分のキラキラと輝くラメのような装飾も排してよかったのではないですか、ダイワさん。
こんなところに凝っても釣果に変化はないと思いますが。
でも、やっぱり素晴らしい竿には違いないと思った。
先代登場が確か2007年。
7年間でこんなにも進化するのかと驚きました。
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メタルトップの強度は鮎竿で実証されてますから大丈夫ですよ♪
ただ鮎竿との最大の違いはシーズンが違う事かな
メタルトップの弱点は低温です
一度 形状が変わると戻らないみたいです。
まぁ~極寒の渓流に行くわけじゃないから大丈夫だと思いますが・・
ダイワは今回 鮎竿にメタルトップのチューブラを搭載してきました。
しかし・・よくもまぁ 次から次へと考えつきますね
春になったら長良川で鮭一さんがAIRMASTERを絞りこむ姿を楽しみにしています。
例の「魚が掛かると先っちょだけ飛んでった」ってのは改善されたのですかね(笑)
僕としてはそちらも不安です。
そして仰る通り、実釣で使用するのはかなり春めいてきてからですので気温の方も大丈夫だと思います。
長良川ではスーパーヤマメをメインで使おうかなと思っているので。
正直なところ、益田では10mあれば助かるけど、絶対に10mの長さが必要ということもなく、この長さが活躍してくれるのはやっぱり高原です。
益田のでかいアマゴも釣りたいけど、復活したエアマスターで高原のでかいヤマメも釣りたいです。
因みに、今シーズンは休日しか釣りに行けないので、多分サツキマスの顔は拝めないと思います(~_~;)
やるだけやってみますがね。