真夜中布団に入りラジオのスイッチに
手をかけスピーカーから滴る音楽は石灰岩の
地層しみこむ雨水のごとくで孤独を見守る
おじさまの声は真夜中のホットラインで
病院のベッド、イヤホン姿の誰かに重ねる
未来はそう遠くなく、ダイナミックなシルエットに
満足しつつもやはり足の届かないバイクは不安で
アポを取ってからご来店くだいと冷たくあし
らわれたことをいつまでも根に持ち、やめたたばこの
かわりにおぼえたジャンクなグミがやめられず
汚れたままのワイシャツの袖を隠しながら駅へ向かい
だれかれ構わず焼けた栗をなげつけたい衝動に駆られ
鶴にも亀にも出会わずじまいでこれじゃあ恩返しも
期待できないとなげき母が作ってくれたネギと椎茸の
コロッケがわすれられず8500前の阿蘇山の大噴火を
さも見たかのように語り明けない夜はないからさとか
ほざくしたり顔に心底腹をたて自らサンタになりすまし
使い古しの靴下にそっとプレゼントを入れわすれたふりを
して朝を迎え好物のなめ茸の瓶詰めを強く握りブルース
を噛み締め退屈だらけで水槽の亀をいじめたことを悔み
どこまでもついて来る影法師に脅迫観念をいだきいつまで
たっても変化のないおみやげのマリモは池に返すことを
決意しそれでもうららかな春の日差しを信じてる。
ラジオ深夜便聴きながら、こんな人も聴いてるかも?
の妄想でした。あっ、半分は自分のことか。
今の時間帯はアントニオカルロス特集。
さあラジオ聴きながら寝よっ。
手をかけスピーカーから滴る音楽は石灰岩の
地層しみこむ雨水のごとくで孤独を見守る
おじさまの声は真夜中のホットラインで
病院のベッド、イヤホン姿の誰かに重ねる
未来はそう遠くなく、ダイナミックなシルエットに
満足しつつもやはり足の届かないバイクは不安で
アポを取ってからご来店くだいと冷たくあし
らわれたことをいつまでも根に持ち、やめたたばこの
かわりにおぼえたジャンクなグミがやめられず
汚れたままのワイシャツの袖を隠しながら駅へ向かい
だれかれ構わず焼けた栗をなげつけたい衝動に駆られ
鶴にも亀にも出会わずじまいでこれじゃあ恩返しも
期待できないとなげき母が作ってくれたネギと椎茸の
コロッケがわすれられず8500前の阿蘇山の大噴火を
さも見たかのように語り明けない夜はないからさとか
ほざくしたり顔に心底腹をたて自らサンタになりすまし
使い古しの靴下にそっとプレゼントを入れわすれたふりを
して朝を迎え好物のなめ茸の瓶詰めを強く握りブルース
を噛み締め退屈だらけで水槽の亀をいじめたことを悔み
どこまでもついて来る影法師に脅迫観念をいだきいつまで
たっても変化のないおみやげのマリモは池に返すことを
決意しそれでもうららかな春の日差しを信じてる。
ラジオ深夜便聴きながら、こんな人も聴いてるかも?
の妄想でした。あっ、半分は自分のことか。
今の時間帯はアントニオカルロス特集。
さあラジオ聴きながら寝よっ。