日記

日々のあれこれ

葬儀いろいろ

2023年11月03日 | 断想

フォロワー様のお一人、最近葬儀をなさったようで、その記事を読ませていただきました。ご逝去を悼み、心よりご冥福をお祈りいたします。

葬儀はどんなのも大変ですが、特に、遠い親戚の人が来てあれこれ言うのは一番大変かと思います。

本来ならコメント差し上げるところですが、最近コメント止めているので、あちこち出向いてコメントするのも遠慮して、思うことはこちらに書くことにします。

葬儀は予行演習なしのいきなりの本番。人生にそう何度もある行事ではないので、後でああすればよかった、こうも出来たと後悔するのが葬儀。完璧な何に間違いのない葬儀というのも、あまりないような気がします。でもそれでいいのでは。


新型コロナ以後、簡単な葬儀が定着。見栄外聞を捨てたら、人を見送るのに無駄なお金かけることもないと、私達やっと気が付いたのですね。

とは言え、葬祭場も家族葬用に施設を作り替え、必ずしも安くないのですが、我が姑の場合、近い者だけでゆっくり見送れるのはよかったと思います。

家族葬なのに突然駆けつける遠くの親戚。これを防ぐためには亡くなったと絶対に知らせないことですね。後でバレたときの言い訳、今まではコロナだからでOKだったけど、これからは故人の遺志ですでいいと思う。

今回はそうもいかない事情があったようで、そこから親戚中に漏れる。知れば知らんふり出来ないのが親戚の葬儀。でもどうしたらいいか、自分が遭遇したらよく考える方がよさそうですね。

2年前の我が姑様、10人くらいで静かに送りました。よかったです。葬儀場は玄関、台所、風呂場、座敷二つ、リビングとまるで普通の家のようで、落ち着きました。

泊ったのは夫、義妹、伯父と従弟、従妹の5人。私は家に帰りました。

従妹が家族の写真持参して、夜はその話をしたようです。

「うちの葬式でないみたいだった」と夫は言ってましたが、どんな人もウェルカムだった姑は親戚に慕われていました。賑やかなのを喜んでくれたと思います。

一週間後に他の親戚に知らせ、香典辞退の旨も話したのですが、2人だけ送ってきた人がいました。

その2人はどうしてもお線香あげたいと後日訪ねてきたので、姑の家で夫が対応しました。私は顔を合わせていない。有難いという考えもありますが、こちらか辞退しているのに自分の思いだけで行動するのはどうなんでしょうか。また他の親戚が後で聞いてどう思うか。こちらがダブルスタンダードみたいで具合が悪いです。

2人は一周忌の前にも電話かけて来て法事に呼んでほしそうな口ぶりだったとか。思い出してくれたのはありがたいけど、今の時代、義理堅いのもほどほどに。来てもらいたい人はこちらから呼ぶ。それでいいのでは。

でもまあこんなことは地域によって、家によってそれぞれ。いい悪いはないと思いますが、喪主の言うこと聞いた方がいいと思う。自分の家の冠婚葬祭は自分で好きにすればいいんですから。

自分の時はどうしてほしいかな。子供たち、孫だけで充分。それで私のあれこれ話して盛り上がってほしい。その話に参加できないのが残念だけど。

いっそ生前葬をしましょうか。なんか楽しそう。

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機織りの仕上げ

2023年11月03日 | 機織り

2日前、織り上がったのを糊付けしたけれど、糊が濃すぎて、堅い仕上がりに。

アイロンで直したけど直しきれない。

きょうは霧吹きで水をかけてやり直すつもりで、近所のホームセンター、百均と周るけど、売ってない。今は家で洋裁する人は激減したのでしょう。

仕方ないので大きなお椀に水を入れ、障子紙を貼る刷毛で少しずつ縁を濡らしながら形を整える。いや、こちらの方が水分を調節できてやりやすかった。

それから三枚に仕付け糸を掛けて、そこで疲れてしまって後が続かない。

仕上げはミシンでと指導されているので、ミシン掛けますが、億劫。なるだけ大きな針目で間違えても解きやすいように。それは明日以降。

来週は会の人に作品を見てもらう。

「色が混ざるのが面白い織り方なのでやってみました。細部に捉われて大きくデザインできなかったのは失敗。この経験を次に活かしたいと思います」と言うつもり。

で、今読んでいる日本のデザインの本に機織りのヒントが隠れていたので、次はちょっとやる気が出てきた。まずは糸を取り寄せて試し織り。年内には織り始める予定。

年末から3月まで。税関係いろいろ。限りなく億劫。もう35年もやっている。

母が写真の中で笑っている。最後の温泉旅行。2019年1月。93歳。

私もそのくらいまで元気でいたいものですが、こう疲れるのでは果たしてどうなるのか。

今日は午後からゆめタウンへ自転車で行ったけど、暑かった。いつまで続くこの暑さ。

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10/19 奈良県吉野で

2023年11月03日 | 旅行

金峯山寺蔵王堂

大きい。古い

柱は製材しない。エネルギッシュ。奈良時代、白鳳年間創建と伝わる。

重機もない時代に建造、コンピューターもない時代に構造計算。

その技術に驚くばかり。

少し離れて。

さらに歩きます。

山の花は色鮮やか。

吉水神社で。

残りはこちら5/11 奈良県吉野を歩く - 日記 (goo.ne.jp)

夏と秋、それぞれの花。

ほら貝、法衣などの店。漢方薬も扱う。

だらにすけは漢方薬。三つ指のカエルがトレードマークで、桜の木でできた数百年前のカエルが鎮座。

20年前は中千本までさっさと歩き、吉野水分神社から引き返したけれど、今回はもう行く気がしない。人も全然歩いていない。新型コロナ以降、人出は落ち着いているようですが、伝統的な山の上の町並み、面白く歩きました。

帰りは近鉄で阿部野橋まで。御堂筋線に乗り換え、新大阪からは新幹線で。20時頃帰宅。

新大阪で買った駅弁を家で食べる。何でも一口ずつ、おかずいろいろでおいしかった。

値段も1,100円とリーズナブル。旅の終わりの楽しみ。

奈良みやげいろいろ。

都風であり、田舎風であり、奈良はいいところ。

吉野葛入り栗羊羹。

土曜日、ブラタモリ見ながら老夫婦が奈良土産を食べつつ、特に話すこともなし。あーーお茶がおいしい。笑。

人生の終着点はこんな場所なのかなと思う。

もうやってられない!!別れてやる!!と激情にかられた若い日々もついこの間のようだけど、振り返ればはるばると来ぬる我が人生かな。

この凪のような時間があと何年続く?

これからはつかず離れて、相手のすることに口出ししない。困った時は黙って助け合う。昔のあれこれ持ち出さない。

そんなことを考えていた。しみじみ。

それにしても、親のゴミ早く捨ててほしいもの。自分の体の動くうちに。

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団塊の世代

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