ベルギー散策Ⅱ

ベルギーのアントワープを中心にヨーロッパの美味しいものや素敵なお店などを紹介します。

備前焼の器

2019-02-07 15:10:14 | 日記
Mさんから素晴らしい備前焼の器を頂きました! 




火襷(緋襷)(ひだすき)という焼き色 



ひだすきについて、こちらを参照いたしました。 

火襷(緋襷)は、うす茶色の素地に、赤、茶、朱色などの線が「たすき」のようにかかった模様です。
素地に藁を巻いて、作品を「サヤ(陶器を焼くための容器)」に入れて焼くと、炎や灰が直接あたらないため、作品全体は素地に近いうす茶色に焼け、藁があたった箇所は、緋色に発色します。
火襷の模様は、藁のカリウムなどの成分と、素地の鉄分などの化学作用によるものです。
本来は、作品を重ねて窯詰めをする際に、作品同士ががくっつかないようにするために藁を巻いていました。これが模様として用いられるようになりました。


器の裏にも藁の模様  どの角度から見ても美しい器です! 




吉延豊丘氏の作品  



豊丘氏が仙台で作品展を開催される際、Mさんが呈茶席を担当され、長年のお付き合いだそうです。 

温かみのある美しい貴重な器  本当にありがとうございました。 
大切に使わせていただきます! 
この器に見合うようなお料理を頑張って作らなければ!   Mさん、頂いた器でおもてなしさせていただきますね~ 


   備前焼の七不思議   


1. 投げても割れぬ、備前すり鉢

2. 冷たいビール、温かいお茶 温度を保つ

3. きめ細かな泡で、うまいビール

4. 長時間おくと、うまい酒に

5. 新鮮でうまい料理を食せる

6. 花瓶の花が長もち

7. 使うことで、落ち着いた肌ざわり



コメント
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