気がつけば、前回のブログ更新から、はや5日。
「ひえ~~~!」
と驚きながらのただいま焦って更新中(笑)。
昨日は、旦那さんと二人で、『有元利夫』さんの絵を見に行ってきた。
実は、私、この有元さんを全く知らなかった。
Sapoが、大学でチラシを見つけ、
「お母さん、好きそうな絵だったから」
と割引券付きで、持って帰って来てくれたので、行ってみることにした。
確かに、チラシの絵を見るに、私の好きな感じ(笑)。
個展が開催されている『札幌芸術の森美術館』は、札幌のずーっと南側、
自然豊かな山の中にある。
池には、大きな鯉やカモがのんびり泳いでいる。
あれっ・・・。
カモも鯉も写ってないし・・・(笑)。
有元さんは、東京芸大に22歳で入学し(それまでは浪人生活)、
卒業の2年後に、個展が大当たりし、プロの画家として独り立ちしたというキャリアの持ち主。
他の美術展と違うのは、絵の合間に、
有元さんが雑誌の記事や日記で書いたその時々の思いが、綴られていること。
「どんなに才能があっても、プロとして成功していても、
人の悩みどころは、そう変わりがないのだなぁ~」
と思いながら時間軸に沿って、絵を見進めていく。
そして、その絵は、有元さんが38歳の時で終わってしまう。
肝臓ガン(だったと思う)で、亡くなってしまうのだ。
一人息子さんが生まれた翌年だった。
チラシにあった「10年の絵と譜」と書かれていたのは、
「この10年間」ではなく、「画家人生の全て」の10年間だったのだ。
有元さんは、絵の他に、版画・彫刻・作曲など、多岐にわたる芸術作品を生み出していた。
「彼の人生にこの先があれば、どんな作品が生まれていたのだろう」
と旦那さんと二人、切ない思いで帰路についた。
悔いを残さず生きることは、誰にとっても難しいことだと思うけれど、
彼は最も多くの悔いを残した一人だったに違いない。
しんみりしてしまった。
昨日は、他に来客もあり、1日バタバタしてしまった。
新聞のチラシに、
「あの青山ロールを〇〇パテシエが再現!」
と載っていたのを見て、
「あの青山ロールって何?」
と思ったのだけど(笑)、とりあえずおいしそうだったので、
お客様用にと、チラシを頼りに、お店を探して行ってみた。
相変わらず、チラシに弱い・・・(笑)。
そのケーキ屋さんが入って居たのは、殺風景な昔ながらのショッピングセンターの一角で、
他には、
「個人のフリーマーケット?」的な八百屋さん2件・
洋服屋さん1件・お肉屋さん1件が入って居るだけ。
ケーキ屋さんの店員さんも、不愛想な30歳前後の男性が2人突っ立ってるだけ。
「はずしたかなぁ~」
という雰囲気満載だったのだけど、
「ここまで来たのだから、まぁ、買って帰ろう」
と思って買って帰ったら、これが意外と当たり!(笑)。
玉子の味が強めの生地に、甘味を抑えた質の良い生クリーム、
バニラの香りが高いプリンが中心に入った美味しいロールケーキだった。
どの辺が青山なのかわからないけど、リピ決定のおいしさだった。
ケーキ屋さん、疑ってごめんなさい・・・・。
お客様は、独身時代からの友人で、小樽から来てくれた。
お土産にと、かま栄のかまぼこと、新倉屋のお菓子を買って来てくれた。
どちらも、小樽に本店があるお店で、小樽出身の私は、超嬉しかった。
(ちなみに、今は、どちらも札幌市内でも買えるのだけど、
やはり本店で買ったものは、嬉しさもひとしお!)
あぁ、書きたいことは、まだまだあったのだけど、
とりあえずここでアップすることにしよう。
とりとめのない内容で、長くなってすみませんm(__)m