さぽつぴ日記

天然系主人・Sapo(娘)・Tsupi(私)の三人の生活を不定期更新中!

昨日のあれこれ

2016-06-26 14:02:31 | 日常

気がつけば、前回のブログ更新から、はや5日。

「ひえ~~~!」

と驚きながらのただいま焦って更新中(笑)。

 

昨日は、旦那さんと二人で、『有元利夫』さんの絵を見に行ってきた。

実は、私、この有元さんを全く知らなかった。

Sapoが、大学でチラシを見つけ、

「お母さん、好きそうな絵だったから」

と割引券付きで、持って帰って来てくれたので、行ってみることにした。

確かに、チラシの絵を見るに、私の好きな感じ(笑)。


 

個展が開催されている『札幌芸術の森美術館』は、札幌のずーっと南側、

自然豊かな山の中にある。

 

池には、大きな鯉やカモがのんびり泳いでいる。

あれっ・・・。

カモも鯉も写ってないし・・・(笑)。

 

有元さんは、東京芸大に22歳で入学し(それまでは浪人生活)、

卒業の2年後に、個展が大当たりし、プロの画家として独り立ちしたというキャリアの持ち主。

他の美術展と違うのは、絵の合間に、

有元さんが雑誌の記事や日記で書いたその時々の思いが、綴られていること。

「どんなに才能があっても、プロとして成功していても、

人の悩みどころは、そう変わりがないのだなぁ~」

と思いながら時間軸に沿って、絵を見進めていく。

そして、その絵は、有元さんが38歳の時で終わってしまう。

肝臓ガン(だったと思う)で、亡くなってしまうのだ。

一人息子さんが生まれた翌年だった。

チラシにあった「10年の絵と譜」と書かれていたのは、

「この10年間」ではなく、「画家人生の全て」の10年間だったのだ。

 

有元さんは、絵の他に、版画・彫刻・作曲など、多岐にわたる芸術作品を生み出していた。

「彼の人生にこの先があれば、どんな作品が生まれていたのだろう」

と旦那さんと二人、切ない思いで帰路についた。

悔いを残さず生きることは、誰にとっても難しいことだと思うけれど、

彼は最も多くの悔いを残した一人だったに違いない。

 

しんみりしてしまった。

 

昨日は、他に来客もあり、1日バタバタしてしまった。

新聞のチラシに、

「あの青山ロールを〇〇パテシエが再現!」

と載っていたのを見て、

「あの青山ロールって何?」

と思ったのだけど(笑)、とりあえずおいしそうだったので、

お客様用にと、チラシを頼りに、お店を探して行ってみた。

相変わらず、チラシに弱い・・・(笑)。

 

そのケーキ屋さんが入って居たのは、殺風景な昔ながらのショッピングセンターの一角で、

他には、

「個人のフリーマーケット?」的な八百屋さん2件・

洋服屋さん1件・お肉屋さん1件が入って居るだけ。

ケーキ屋さんの店員さんも、不愛想な30歳前後の男性が2人突っ立ってるだけ。

「はずしたかなぁ~」

という雰囲気満載だったのだけど、

「ここまで来たのだから、まぁ、買って帰ろう」

と思って買って帰ったら、これが意外と当たり!(笑)。





玉子の味が強めの生地に、甘味を抑えた質の良い生クリーム、

バニラの香りが高いプリンが中心に入った美味しいロールケーキだった。

どの辺が青山なのかわからないけど、リピ決定のおいしさだった。

ケーキ屋さん、疑ってごめんなさい・・・・。

 

お客様は、独身時代からの友人で、小樽から来てくれた。

お土産にと、かま栄のかまぼこと、新倉屋のお菓子を買って来てくれた。






どちらも、小樽に本店があるお店で、小樽出身の私は、超嬉しかった。

(ちなみに、今は、どちらも札幌市内でも買えるのだけど、

やはり本店で買ったものは、嬉しさもひとしお!)

 

あぁ、書きたいことは、まだまだあったのだけど、

とりあえずここでアップすることにしよう。

とりとめのない内容で、長くなってすみませんm(__)m