福島第一原発事故で汚染され、その汚染物を除去した残土を福島第一原発立地地域に貯蔵しようとしています。地元以外から見れば、当然のように思える行政としての提案です。しかし、地元から見れば、2重、3重に汚染物を立地自治体に負担させる理不尽な対応ということになります。立地自治体の汚染、長期化する避難、生活破壊、自治体機能の喪失などを最大限配慮した丁寧な説明と、手厚い保障、生活面での対応策、自治体機能の保障などが必要になっていると思います。
それにしても、東京電力は何もやらない、何もその責任を取らない、やりきれない話です。一番よいのは、福島第一原発敷地内に中間貯蔵施設を設置させることです。国が監督しながら、管理業務は東京電力に行わせる。このくらいのことを行政はさせるべきです。事故を起こした東京電力は何のお咎めも無く、自分たちのことしかやらない。こんな矛盾した話はありません。
<「最終処分地化を懸念」 中間貯蔵施設で初の説明会 大熊町>
福島第1原発事故の除染廃棄物の中間貯蔵施設をめぐり、福島県大熊町は8日、候補地のある双葉郡3町で初となる住民説明会を避難先の会津若松市で開いた。環境省が施設や立地調査の概要、安全対策を示した。
住民からは施設の必要性を認める意見があった一方で、「早期帰還の妨げになるので断固反対」という声や「30年後に県外に運び出すのは本当か。最終処分地になるのではないか」と不安の声も相次いだ。
環境省側は「すべては調査してから青写真を示したい」と答えるにとどまった。大熊町の渡辺利綱町長は「切実な意見を受け止め、国に納得のいく回答を求めていく」と述べた。
中間貯蔵施設には福島県内の除染で出る1500万~2800万立方メートルの廃棄物を2015年1月から搬入する予定。環境省は立地調査を大熊町6カ所、双葉町2カ所、楢葉町1カ所で実施する計画で、県は昨年11月、(1)調査と建設は別問題(2)地元に丁寧に説明する(3)調査状況を適時報告する-を条件に受け入れを表明していた。
大熊町は説明会を9日に郡山市、10日にいわき市でも開く。
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それにしても、東京電力は何もやらない、何もその責任を取らない、やりきれない話です。一番よいのは、福島第一原発敷地内に中間貯蔵施設を設置させることです。国が監督しながら、管理業務は東京電力に行わせる。このくらいのことを行政はさせるべきです。事故を起こした東京電力は何のお咎めも無く、自分たちのことしかやらない。こんな矛盾した話はありません。
<「最終処分地化を懸念」 中間貯蔵施設で初の説明会 大熊町>
福島第1原発事故の除染廃棄物の中間貯蔵施設をめぐり、福島県大熊町は8日、候補地のある双葉郡3町で初となる住民説明会を避難先の会津若松市で開いた。環境省が施設や立地調査の概要、安全対策を示した。
住民からは施設の必要性を認める意見があった一方で、「早期帰還の妨げになるので断固反対」という声や「30年後に県外に運び出すのは本当か。最終処分地になるのではないか」と不安の声も相次いだ。
環境省側は「すべては調査してから青写真を示したい」と答えるにとどまった。大熊町の渡辺利綱町長は「切実な意見を受け止め、国に納得のいく回答を求めていく」と述べた。
中間貯蔵施設には福島県内の除染で出る1500万~2800万立方メートルの廃棄物を2015年1月から搬入する予定。環境省は立地調査を大熊町6カ所、双葉町2カ所、楢葉町1カ所で実施する計画で、県は昨年11月、(1)調査と建設は別問題(2)地元に丁寧に説明する(3)調査状況を適時報告する-を条件に受け入れを表明していた。
大熊町は説明会を9日に郡山市、10日にいわき市でも開く。
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