魚にとっても不幸な話です。民主党政権、東京電力が緊急対策として行った高濃度冷却水の海洋への放出(投棄)がもたらした結果です。これ以外の魚種も高濃度の放射性セシウム汚染が確認されました。そもそも海洋への投棄は拡散することを前提として行った緊急措置でありましたが、このような事故対策、原子力発電所事故がなぜ起きたかがまったく解明されずに、事故対策のみが進行していることこそが問題です。海洋に投棄したら、海草、魚類に影響が出ることは誰が考えても分かりきったことです。近海における汚染は、遠洋における汚染とは比べものにならないセシウムが検出されてしかるべきです。
大手企業、東京電力、原子力産業が自らの利益確保のために行ってきた原子力発電所建設、維持、再稼動を見直し、止めるべきです。一部企業の利益のために地域社会を破壊し、自治体を崩壊させ、海洋を広範囲に汚染し、その再生を極めて困難な状況に追い込むような危険な技術を野放しにすることが自殺行為以外の何者でもないと思います。
地上においては被爆による人体への影響はこれからじわじわ出てくると考えられています。その影響も現在はまったく分かっていません。その不安の中で地域自治体、住民が暮さなければなりません。少なくても福島第一の5,6号機、第二原子力発電所の廃炉は早急に決定すべきであり、廃炉作業に人員を投入すべきです。第二原子力発電所の維持、再稼動に備えた作業は止めるべきです。そのことで年間1000億弱の経費(福島第二原発維持費用)も削減できます。
<福島第1原発港湾内 セシウム最高値 ムラソイで検出>
東京電力は18日、福島第1原発の専用港湾内で昨年12月に捕獲したムラソイから国の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超す25万4000ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。検出最高値を更新し、東電は対策を講じる。対策は(1)港湾口に刺し網を設置して魚が外洋へ移動するのを防ぐ(2)港湾内で月3回程度のかご漁を実施して汚染魚を駆除する(3)港湾内の土砂をしゅんせつする-などで今月下旬に始める。
これまでの最高値は昨年8月に南相馬市沖で捕獲されたアイナメの2万5800ベクレルで、東電は昨年12月から、事故直後に高濃度汚染水が流出した港湾内の魚の駆除を実施している。
人気ブログランキングへ
大手企業、東京電力、原子力産業が自らの利益確保のために行ってきた原子力発電所建設、維持、再稼動を見直し、止めるべきです。一部企業の利益のために地域社会を破壊し、自治体を崩壊させ、海洋を広範囲に汚染し、その再生を極めて困難な状況に追い込むような危険な技術を野放しにすることが自殺行為以外の何者でもないと思います。
地上においては被爆による人体への影響はこれからじわじわ出てくると考えられています。その影響も現在はまったく分かっていません。その不安の中で地域自治体、住民が暮さなければなりません。少なくても福島第一の5,6号機、第二原子力発電所の廃炉は早急に決定すべきであり、廃炉作業に人員を投入すべきです。第二原子力発電所の維持、再稼動に備えた作業は止めるべきです。そのことで年間1000億弱の経費(福島第二原発維持費用)も削減できます。
<福島第1原発港湾内 セシウム最高値 ムラソイで検出>
東京電力は18日、福島第1原発の専用港湾内で昨年12月に捕獲したムラソイから国の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超す25万4000ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。検出最高値を更新し、東電は対策を講じる。対策は(1)港湾口に刺し網を設置して魚が外洋へ移動するのを防ぐ(2)港湾内で月3回程度のかご漁を実施して汚染魚を駆除する(3)港湾内の土砂をしゅんせつする-などで今月下旬に始める。
これまでの最高値は昨年8月に南相馬市沖で捕獲されたアイナメの2万5800ベクレルで、東電は昨年12月から、事故直後に高濃度汚染水が流出した港湾内の魚の駆除を実施している。
