昨日から実質的な決算審議がスタートした。
初日は、総務・出納・消防関連を、ほぼ5時までかけて行った。
審議の中で、職員の有給休暇消化率が半分程度であることや(職場の条件から)研修参加人数が減少していること、いろんなことに取り組みたいが今の体制では優先順位からなかなかできないなど、この間職員を減らしてきた「しわ寄せ」が出始めている。
冷静に考えてみれば当然かもしれない。
私が議員になった21年前の人口から2倍以上となり、かつ都市化することで住民要望は多様化している。一方、職員は2倍にもなっていない。1人当たりの業務量は相当増えている。人口減傾向の自治体とは条件が違いすぎる。
「職員を減らせ」「支出を減らせ」と主張する議員・住民からも、「あれをやれ」「これもやれ」と要求が出る。部分的には私たちの主張と共通するところはあるが、私たちは「無駄は削るべきだが、必要な支出はすべき」という立場なので、いたずらに何でも減らせばいいとは考えていない。むしろ、住民が人間らしい生活を送ることができるために増やすべき分野があると考えている。
「減らせ」と主張することは、今の時代「住民受けのいい」ことだとは思う。しかし、そもそもの自治体の存在理由まで削っては意味がない。
初日は、総務・出納・消防関連を、ほぼ5時までかけて行った。
審議の中で、職員の有給休暇消化率が半分程度であることや(職場の条件から)研修参加人数が減少していること、いろんなことに取り組みたいが今の体制では優先順位からなかなかできないなど、この間職員を減らしてきた「しわ寄せ」が出始めている。
冷静に考えてみれば当然かもしれない。
私が議員になった21年前の人口から2倍以上となり、かつ都市化することで住民要望は多様化している。一方、職員は2倍にもなっていない。1人当たりの業務量は相当増えている。人口減傾向の自治体とは条件が違いすぎる。
「職員を減らせ」「支出を減らせ」と主張する議員・住民からも、「あれをやれ」「これもやれ」と要求が出る。部分的には私たちの主張と共通するところはあるが、私たちは「無駄は削るべきだが、必要な支出はすべき」という立場なので、いたずらに何でも減らせばいいとは考えていない。むしろ、住民が人間らしい生活を送ることができるために増やすべき分野があると考えている。
「減らせ」と主張することは、今の時代「住民受けのいい」ことだとは思う。しかし、そもそもの自治体の存在理由まで削っては意味がない。