うるしの杜の制作手帖

ものづくりの過程や日常の気付きをつむいでいきます

筍の美味しさ

2011-05-29 20:08:29 | 日常
時期的に遅いと思われるかもしれませんが、先週、撮ったものです。ここまで伸びると普通食べられないと思いますが、それでも、今年は筍も少し遅いようです。私の田舎の家の裏は竹藪になっていて子供の頃、時期になるとよく食べました。4月が盛りだったと思います。味噌汁、煮物、炊き込みご飯などにしていただきました。確かに美味しかったのですが、毎日続くとさすがに飽きて他のものを食べたいと思っていました。その割には筍を堀りに付いて行ってこの筍は大きくするので掘らないでとダダをこねたことを思い出します。あの竹は今もあるのでしょうか?
料理店の若竹煮の繊細なおいしさと白いきれいな色に驚いたり、京都で筍づくしのコースを頂くのはずっと後のことになります。
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ヴィシソワーズ

2011-05-16 21:03:56 | グルメ
何時、食べたかわからないほど久しぶりにヴィシソワーズを頂きました。ジャガイモの冷製スープです。私の若い頃もそうでしたが、あまりフランス料理でスープをメニューに載せなくなっているようです。
例えばコンソメスープは、材料と手間と暇がとてもかかる料理ですが見た目は、琥珀色の澄んだ液体ですから、なかなか高い値段を付けられないと聞きます。またブイヤベースは本来スープをパンに浸していただくものですが日本では豪華な魚介料理になっています。
毎朝、味噌スープがないと一日が始まらない私としては、もっとメニューに載せてもらいたいと思います。
今、フランス料理もデギュスタシオンに代表されるように、少量で多くの皿数の料理が出される場合が多くなっているようです。その流れの中では、料理のバリエーションの点で、スープの必要性も高まっているのではないでしょうか?
その中にあっても、私の偏見かも知れませんが、スープはオニオングラタンスープのような温まるようなイメージがあります。ましてや冷たいスープは味わいの点でおいしさを出すのは難しいはずです。そんなこともあり長くヴィシソワーズを頂く機会がなかったのかも知れません。
このスープは味わいがクリアで懐かしい味がしました。もう冷製スープを頂く季節になったんですね。
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ラレ(Lale)

2011-05-11 18:47:31 | 
連休中、となみチューリップフェアが開かれていました。この時期はフェア会場だけでなく、畑でも庭でも私のアパートのベランダでも、チューリップがいっぱいで心浮き立つ景色が広がります。
チューリップは、栽培が割りに簡単で色数も豊富で品種も多く大きい花であるにもかかわらず、形もかわいらしく幅ひろい層に愛されている代表のような花だと思います。
また愛されている重要な要素に花の名前があると私は思います。チューリップとはなんと愛らしくキュートなネーミングでしょう。もともと英語でしょうが、この名前を聞いただけで顔がほころぶ気分になります。そんな名前の重要性を認識しているのは私だけでしょうか?
チューリップの名前も一説には、よくあるように勘違いからついた名前のようです。もともとはトルコで昔からラレ(Lale)と呼ばれていたようです。しかしラレと聞くと何か、この花の魅力が半減したような気に、なりませんか?
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鰆(サゴシ)

2011-05-05 20:38:15 | 釣り
鰆の幼魚を富山ではサゴシと言い、それが富山湾で釣れているとの情報が新聞に載っていました。
20g~30gのメタルジグを投げて引くだけで50cm前後のサゴシが釣れるそうです。
もちろん、こういう話は眉につばをつけながら聞かないと落胆が避けられません。
サクラマスを初めて釣って手が震え何も出来なくなった人間です。
そんな大物が”爆釣状態”と朝刊に書かれても、もし額面道理、私に起きたら、海に落ちるか、交通事故が起こっても不思議ではありません。
連休、時間があったので、地図を持って出かけました。
迷いながら、朝6時頃、海に着くと信じられない光景が目に飛び込んできました。
もう釣りを終え大きなサゴシを2~3匹ぶら下げて帰る人が居ます。堤防には、釣れたサゴシが何匹も転がしてあります。そして、釣り人を見ると竿が大きくしなり、今まさに、FISH ON の状態です。これはいけると思いました。しかしもう堤防は人、人、人、竿を出す隙間さえありません。どんどん長い堤防の先まで歩き、灯台の先のテトラの一部に何とかスペースを見つけ竿を出しました。
釣具店の言うとうり仕掛けをつくり勇んでキャストし続けました。しかし何かが違う、私の周りに人はいっぱい居ますが、そう、静かです。 
それはそうです。魚より多いかと思われる人がいるのですから、釣れれば目立ちます。しかし・・・サゴシと思われる魚が小魚を追っているのが見えます。これがナブラか?と思いながら小一時間
いきなり私の竿がグンと重くなります。そして走る!巻く!ドラグが鳴る!走る!竿を立て堪えます。テトラに入られたらおしまいです。
長いやり取りの後、何とか海から引き上げることが出来ました。サクラマスのような重さがないだけ何とかなりました。
スマートな泳ぐために生まれたような魚体、サバ科を思わせる斑紋、美しいメタリックなグリーン、嬉しい、面白い!でも寒い。54cmを頭に3匹釣れました。
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