魚料理は真鱈のロティなのですが、本当の主役は「蕪」3種のスタイルとは、上に乗った薄くスライスした蕪、鱈の下にあるほどよく煮た蕪、そしてピュレにした蕪、淡泊な白い鱈の味を引き立てるため白い3種の蕪があるようです。見方を変えれば4種の白い食材を味わえる料理です。
その食材をまとめているのがソース。魚と貝のフォンを使ったソースのおいしいこと、決して濃くはないのですが旨みの引き出されたソースは淡泊な4種の食材を味わいの点で支えまとめています。それでも、口直ししたければ、ベアルネーズソースが添えてあります。
合わせたのは2012シヤトーサンロベール、ソービニヨンブランとセミヨンを使ったグラーブの白、最初の香りの印象は樽香、柑橘やハーブの香りの印象のなかなか力強いワインです。