酒田市民会館「希望ホール」は自主企画として22日、23日の両日を「アートマルシェ」として市民に開放した。1000円のチケットを購入すれば両日とも自由に入場が可能となる。
「希望ホール」のメインの大ホールは厳密な音響効果が要求されるクラシック演奏と広い舞台に可動プロセニアム幕とオーケストララビットを有する1400席の本格的ホール。2階の練習場が3室と、3階の150席分の小ホールとエントランスロビーや託児室のすべてが解放された初めての試みである。
大ホールでは市内中学校3校による吹奏アンサンブル、声楽テノール、鶴岡北高等学校音楽部による合唱などで小ホールはリトミック、読み聞かせ、出羽人形芝居、ダンスワークショップ、演劇ライブ等が行われ大勢の市民が楽しんだ。ホワイエでは東北公益大学ダンス部のダンスや積み木遊び、アコーステッキライブもあり、酒田市特別名誉市民である岸洋子さんの特別展や土門拳さんのコーナーもあった。
出羽人形芝居の津盛柳貳郎さんは「娯楽の無い時代は、人形芝居が村々で楽しまれ、劇団もたくさんあったが、今では東北で2~3あるかな。酒田市が誇る民族芸能「出羽人形芝居」を伝承したい」と語った。曲芸のような巧みな技で人形を操る姿は、簡単には伝承できない深さと難しさを感じた。
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