私が物心つく前から、我が家の猫は、ネズミよけとして、猫がいない時はないのでした。
初めて猫を飼わなくなったのは、先代が高齢化し、家業が振るわなくなって、生き物の世話ができなく=かうことが不可能になった‥と
そんなときに私は、生き物の世話がどれだけ大変か知っており、又、家業を担っておらない私にとって、猫の必要性がなくなっていたから。
生活維持のためにお給料をいただく仕事をしながら、三人の先代を看とりすることだけで精一杯になった私には、生き物を飼うことは出来るわけもなく‥生命力が少なくて、家族もつくれない私には、先代以外のくちをひさぐことは難しく…
昔から、太陽として活きてきた女性のパワーを持ち合わせていないので、月のように自ら光を出すことなしに、誰かの光をキチンと正しく照り返すことしか、ちからがないのです。
だから、かろんじられるのでしょうかね?
それでも、こうやって生きてはいますが、情けないけれども、人に害をなさない生き方しかできないのでしょう。
小学校のときに、人はなんでいきるのか?という質問に「しぬまでいきるために」としかこたえることができなかった。
なんという生産力のない答えなんだろう。
情けないですね