Nonsection Radical

撮影と本の空間

長崎のエスカレーター

2014年04月03日 | Weblog
長崎市のショッピングセンターに行ったら、エスカレーターにぞろぞろと左右区別なく乗り込んでいて嬉しくなった。
いつの間にかエスカレーターの片側を急いでいる人のために開けましょうなどと、歩く事によってぶつかったり、振動でエスカレーターの動きが不安定になったり危険な要素が増えるのを無視して”ルール”とか”マナー”などと言い出す風潮が蔓延してしまった。
そんな”ルール”とか”マナー”などというのがまがい物なのは、エスカレーターの横に階段があっても、階段を利用せずにエスカレーターを歩くというようなバカな事が行なわれたり、階段ではいっぱいに広がって我先に歩くという”ルール”とか”マナー”を無視するような事が平気で行なわれている事からもわかる。
片側を空けているのでエスカレーター待ちの行列が長く続くというような、「ちょっとは状況を判断して柔軟に出来ないのかよ」と、もちろん柔軟に判断出来ない”国民性”を知りながら思う愚行にも度々出くわす。
それが長崎のショッピングセンターにはなかったのだ。
老人や子供達がつかまりたい方の手で手すりを持ち、安全安心に上り下りしている。
極めて自然な姿だ。
そこで人を押しのけてズンズン歩いていく”ルール”や”マナー”違反の傍若無人な者はいなかった。
そんなシーンを見て「長崎っていいなぁ」と思ったのである。




サザンモール・スカイドーム小阪
大阪府東大阪市小阪本町1丁目
撮影 2014年1月25日 土曜日 15時55分
コメント
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