Nonsection Radical

撮影と本の空間

ビジネスの大阪で

2014年04月09日 | Weblog
昨日の話ではないけれど、仕事帰りにビジネスの街オオサカに写真展を見に行った。
スーツ姿で駅へ向かう人々の群れに逆らい向かったのは、ビジュアルアーツ専門学校のギャラリー。
尾仲浩二さんの「twin boat」
若々しく甘酸っぱくもメンドクサイ青春の視点を感じさせる写真。
今のナウなヤング(死語)にはない気持ちなんだろうかな。
この写真を見てビジュアルアーツの生徒は何かを感じるかしら。
必ず見るように。

2件目は土佐堀にあるcherry's GALLERY の「2人展 岡田知里X中江晴美」。
女性2人の展示だが、一人はデジタル、一人はフィルムと対象的。
興味深かったのはフィルムの方で、3原色分解フィルターをそれぞれ別の被写体にかけてポジフィルムに多重露光撮影するというもの。
最初デジタルで合成処理した写真とばかり思っていたものが、実はそういう”アナログ”の操作で作り上げたものだと聞いてビックリ。
それぞれ楽しんで写真を撮っているようで今後も期待。

どちらのギャラリーも観客はsatoboだけ。
さすがビジネスの大阪。
アートとは無縁の人が多いようで・・・



本町の街並み 3
岡山県倉敷市本町
撮影 2014年1月11日 土曜日 14時00分
コメント
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