Nonsection Radical

撮影と本の空間

デザート

2016年04月10日 | Weblog
ここのところ数週間毎晩デザートを食べている。
家人が仕事場から持ち帰ってきた夏みかんだ。
甘夏ではなく、田舎の庭先に自然になっているような夏みかん。
自生しているようなものなので甘くはなく、むしろ酸っぱい。
これを山ほど持って帰ってきて、最初はマーマレードなどにしていたが、あまりの多さに食後のデザートになってしまった。
はじめは恐る恐る仲良く(?)半分ずつ食べていたが、酸っぱさが癖になったのか、今では各自一個ずつ食べる。
”当たり外れ”があるので酸っぱいのに当たれば口が縮こまるが、これもまた乙なものである。
子どもの頃は酸っぱいからと砂糖壺(死語)に房をつけて食べたけど、大人になったらそんなハシタナイ事はせずにいるのは矜恃というものだ。
我が家の”家訓”として、味そのものを楽しむというものがあり、甘ければ甘い、辛いものは辛い、苦いものは苦いを避ける事なく味わうのが大切とされる。
単にこれは自分一人がそう言っているだけだが(汗;)、昨今のようにそういう味覚を避ける風潮では味を感じる事ができなくなってしまうと思い、孫にも積極的に酸っぱいものや苦いものを食べさせて不評を買っている。
でも、その味を楽しむ事ができればオトナになれるというものだよね。




どぶ板通り 2
神奈川県横須賀市本町2丁目
撮影 2015年9月5日 土曜日 15時25分
コメント
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