Nonsection Radical

撮影と本の空間

興味がないわけではない

2016年04月12日 | Weblog
最近は日記に書くような行動もせずにグダグダしている時間が多いのだけど、何も興味が持てなくなったわけではない。
興味を持てるような事がないのだ(たぶん)。
情報というのは入ってくるものと出て行くものとの兼ね合いが問題で、入ってくるものが多いと情報の受け手になり、出て行くのが多いと送り手となる。
それでも入ってくる情報が多いほど、出せる情報も多くなるのが常である。
歩き回る事が多いほど気に入った写真が撮れる確率が上がるようなものだ。
そういう点で現在は受け手状態なのだが、入ってくる情報に興味を惹かれるものが少ないので、反応が悪くなっている。
世の中つまらなくなっていると感じるのは自分だけなんだろうか。
ほ~すごいねぇと思うような話がなかなかないのは、以前にも書いたけれど自分の感度が低くなっているからだろうか。
停滞という言葉で言えば、ネットでも情報過多の時代から情報過疎の時代になってしまい、多くが受け手側に回ってしまっている状況ではないのか。
もともとシーロトが発信できる事などたかがしれていて、それは量的にもそうで、一通り出してしまえばあとは何もないという状況が当然訪れるわけだ。
そうやって次第にネットから離れていく人が多くなり、平凡な日常に戻るわけだが、その日常がすっかり停滞している時代である。
それで内部に抱えた”リビドー”を過激な言動で表す事に熱狂する人もいるのだが、所詮一時的なものである。
あくまでも”なにか”の代わりとして別のものに力を注いでいるだけなのだから当然な事なのだ。
そうやって”均衡”を保っている時代というのは、程度の差はあれ、ある程度”平和”な時代だと言えるのではないか。
だからニュースになるようなネタがない毎日というのは、実は良い事なのだと思う。
そこで初めて自分の立ち位置というものがあるのかないのかわかってくるはずである。



汐入町の街並み 1
神奈川県横須賀市汐入町2丁目
撮影 2015年9月5日 土曜日 15時45分
コメント
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