Nonsection Radical

撮影と本の空間

スマホとデジカメの評価

2016年05月26日 | Weblog
最近はすっかり”カメラ”の立場がスマホに奪われ、デジカメを使うのは”好き者”という印象もある。
まあスマホで多くの人が満足しているんだから、デジカメはお呼びでないと言えるのだけど、それは多くが(古い話だが)ケータイが出る前には、カメラといえば「写ルンです」だった時代もあったわけで、その当時から”カメラ”の立場を「写ルンです」に奪われたと言われたものだ。
ユーザ層の多くは”オンナコドモ”だったわけだが、スマホでも同様のことが言えるようで、それに加えて”オトコトシヨリ”もスマホで結構撮影していたりするわけです。
そしてスマホのカメラ機能が”進化”するにつれて、デジカメの売り上げが安いものを中心に下がっている。
つまり安いデジカメのユーザー層はスマホでも十分と思っているわけだ。
事実ネットでアップするとかサービス版でプリントするのなら、特殊な用途でなければスマホで十分だろう。
そんな思いでネットを見ていると、スマホのカメラ機能の紹介とデジカメの紹介では内容が全然違っていることに遅まきながら気がついた。
スマホでは何万画素との表記はあるが、多くが開放f値とか焦点距離とかスペックには触れられていなし、レンズに関して、あるいはセンサーについてなど触れていない。
逆にデジカメはとにかく詳しく”性能”について触れ、またユーザーも”性能”にうるさい。
スマホでは、またどんな加工ができるかなど、ソフト的なものに興味が割かれるが、デジカメにもそういう機能があるにはあるが、ある意味邪道で、RAWだとかピスセル等倍だとかいかに素の性能がいいかを気にする傾向がある。
カメラ本体にも増して、レンズにはああだどうだとハード中心に話は進む。
こうやって比較すると、同じ”カメラ”と呼ばれていてもむしろ比較するのは無理ではないかと思ってしまう。
別の思いのユーザーを同一にまとめることはできないんじゃないのかね。
だから評価をする立場の人も、デジカメは写真を撮る人、スマホはスマホを扱う人と分かれているんじゃないのか。
立場を入れ替えて、デジカメ”評論家”にスマホを、スマホ”評論家”にデジカメを評価させるというのも面白いかもと思ったが、そんなことをしても何の意味もないのである。
メーカーがどう思おうと、明らかにユーザーはスマホとデジカメを別のものと認識しているんだから。
この構造は、「写ルンです」とフィルムカメラとの関係と似ているだろう。
「写ルンです」の性能に満足できなくなった人がフィルムカメラを買ったという関係、あるいはカメラの操作が面倒だし「写ルンです」でいいやとなったことが、今と似ている気がするのだ。
だからどうなのだと言われても、ただ単にそう思っただけですけど。



八幡通り
埼玉県川越市脇田町,南通町
撮影 2016年3月31日 木曜日 13時00分
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仕方ないことだけど

2016年05月25日 | Weblog
iPadとかiPhoneとかiOSで動作する機種ってアップルだけが作っているから同じ時期に作られたものって基本的に同じアプリ(ケーションソフト)が動くんだけど、アンドロイドOSを使うスマホとかタブレットって色々なメーカーで作られていて、中には対応しないアプリも出てくるみたい。
アンドロイドタブレット端末を買ったんだけど、アンドロイドもiOSもだけどアプリって頻繁にバージョンアップが行われて、接続するたびになんらかのアプリがバージョンアップできると通知される。
で、そのたびに更新するんだけど、中には対応しませんと表示されて更新できないアプリもある。
対応OSバージョンには適合するのに困ったものだ。
ついでにと入れたソニーの電子書籍リーダーアプリがそれで、まあ旧バージョンでも読めるから問題はほとんどないんだけど、新たに追加された機能で使いたいのに使えないというものがあって、これは困る。
そもそもiOSならどの機種でも対応機種なら一斉にバージョンアップできるのに、アンドロイドOSでは、バージョンアップは基本的に各メーカー任せみたいだから、更新しないところは全然されないという対応格差が生まれる。
それは仕方ないことなんだろうけど、アップル製品を使っていた身としては、そういうのはちょっとなぁと思わないでもない。
そういう不便さがない分アップル製品は他よりお高いとも言えるのかね。
手持ちのタブレットが今後もバージョンアップされないということも考えられるので、できることが少なくなっていくという事態もあるうるのだなぁ。
そういうのってどうすればいいのかね。
やっぱり”浮気”はやめて、iPadにするしかないのだろうかね。



蒲原駅前
静岡県静岡市清水区蒲原堰沢
撮影 2016年1月1日 金曜日 16時25分
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ホームページ」の衰退

2016年05月24日 | Weblog
契約しているプロバイダーからホームページサービス終了のお知らせが来た。
プロバイダーが独自に提供しているホームページを作るための場所の閉鎖ということだ。
現在は自分のホームページを持っていないので影響はないのだけど、サービスをやめるということはそれだけ利用者が少なくなったということなのだろう。
ウインドウズ95が出て以来、巷の人々は誰もがホームページを持つことが”流行”であり、そこに自分の”世界”を作り出して、どこかの誰かに見てもらうことがインターネットの利用法であった時代もあったのだ。
それがブログというものが現れ、ミクシィ、ツイッターやフェイスブックなんてものに移り、ラインなんてものに変わっているのだ。
これらはすべて”自分”を発信していくツールなんだけど、それぞれで”つながり方”に違いがあり、それが当然現在の人間関係の作り方にも関連しているわけだ。
それがどういうものかはシロートにはわからない。
わからないけど、関連しているんだろうなぁとはわかる。
関連した結果、ホームページを作るというのは流行らなくなり、もっと”手軽な”方法を選んでいるわけだ。
使用する機材も時代とともに変わり、パソコンが現在ではスマホに移っている。
もちろん受け取る側もスマホが中心だ。
スマホの画面だけで完結することが必要になっている。
ホームページを作るには作成ソフトが必要で、更新するためには幾つかの決まりごとを経てアップロードが終わる。
そんな手間をかけるのは中身の割には面倒だということで、出来合いのブログに移り、そんなに文字を打たないしとツイッターへ移行したなんて見方もできるかな。
スペースの減少、文字数の減少が、練りに練った文章構成になることもなく、単に中途半端な短い文面だけになった結果、本意(あればだが)が伝わらず誤解を招いて意思疎通ができないという「つながる」という目的から外れてしまう結果を生むのは残念なことだが、それはやはり手間を惜しんだ結果と言えるだろう。
ホームページの衰退で失うものは、ラインなどで補えるのだろうか。



蒲原の街並み 3
静岡県静岡市清水区蒲原堰沢
撮影 2016年1月1日 金曜日 16時20分
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仕舞い場所

2016年05月23日 | Weblog
いつも家人から部屋を整理しなさいと”命令”されるのだが、キチンと仕舞った結果、どこに仕舞ったのか忘れてしまい、探す羽目になる。
今日も、書類が見つからず、「どこに”仕舞った”かなぁ」と探し続けた結果、キチンと手帳に挟んであった。
手帳に挟んだという記憶がないので、まさかこんな場所にとしばし呆然としたのだけど、こういう場合はやはり”なんでも箱”を指定して、そこに大切なものを入れるという習慣にしなければと思った。
しかし、なんでもなんでも箱に入れる結果、なんでも箱だらけになって、また探すのに苦労するという結果になる。
なんでも箱といっても、イイ匂いのする消しゴムや、ピンクの貝殻、丸い石なんかを入れるからいけないんだな。
でも、ではそういう”宝物”をどうしたらいいのだ。
やはりなんでも箱にしか入れる場所はないのだ。
そんな話ではなくて、書類をまとめて仕舞って置く場所を決めなければならないのだった。
実はそのためのケースはすでに買ってある。
なんでも箱ではなく、なんでも書類ケースだ。
これに大切な書類をなんでも入れておけば、わざわざ広い家の中を探し回らなくて済むのだ。
でも、やはり心配なのは、大切な書類、たとえば数々のラブレターとか、アイドルのプロマイドなんかも一緒に入れておきたいのだけど、そうするとまたいくつもの書類ケースが必要になるのではないか。
ま、仕方ない(笑)。



蒲原の街並み 2
静岡県静岡市清水区蒲原神沢,堰沢
撮影 2016年1月1日 金曜日 16時15分
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鉄のフライパン

2016年05月22日 | Weblog
通販で頼んでおいた鉄のフライパンが先日届いた。
厚さ2.3mmの業務用で、片手で持つのは少々つらいぐらい重い。
事前に調べておいたようにカラ焼きをした。
焼くことで表面の錆止めニスを焼き切るようだ。
30分かけて焼いた後にゴシゴシ洗って油をなじませておく。
そして野菜くずを炒めて慣らしをして、また洗って油を引いておいたのが昨日。
いよいよ使うことになった本日のメニューはお好み焼き。
はたしてコゲないだろうかと心配だったけれど、薄く油を引いて熱したフライパンはコゲ知らず。
鉄の厚みがあるので、最初に熱をまわしておけば、あとは全体に熱が回っていい感じ。
お好み焼きを返す時には、コテなど使わずに豪快にフライパンを振ってキャット空中三回転させて裏返すのだけど、さすがに片手では無理なので両手で空中に。
見事に焼き目もついて性能に満足。
すぐにダメになる合成樹脂コーティングのフライパンなど使わずに済むことにホッとする。
頑丈だし、たぶん死ぬまで持つだろう。
これで3000円は安い買い物だ。
少しの手間を惜しまなければ、良い道具というのはまだまだ健在なのだ。
もっと実用に適したものが”復権”することを願うよ。



蒲原の街並み 1
静岡県静岡市清水区蒲原神沢
撮影 2016年1月1日 金曜日 16時10分
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする