「いちばん昔の記憶はなんですか?」今週のお題。
3歳の頃なくなった母の葬儀。
昔田舎は人が亡くなると自宅で皆が見ている中、
桶で体を洗い棺おけの中に入れるところから葬儀は始まっていました。
(昔は土葬だったため、棺おけは丸い大きな筒状のものでした。)
まだ人の死を理解する事もできない3歳という小さいわたしは、
母が桶で裸になって皆が見守る中体を現れているのが不思議でした。
それを私は叔母(子どもがいない父の妹)の腕の中で見ていたのですが、
母の体が洗われ、体を拭かれ、白い衣装を着せられ、棺おけの中に・・・。
その時本能でこれで母とは最後の別れになるのだと感じ取った私は
『いや~。母ちゃんを入れないで~。私も一緒に入る~。』
といって泣きわめいた事を覚えています。
あまりにも泣きながら一緒に入るといい続けた私を
周りの人がこのままじゃいけないからと
「暫くその辺を回って来い」
と叔母にいい私は叔母の腕の中、町中を連れまわされ
なき疲れ家に着いたときには、もう母の姿は見えなくなっていました。
本能で母の死を感じ取り、永遠の別れを知った時
それが一番昔の記憶です。
成長していく過程で何度も同じ夢を見ては
あまりの悲しさで泣いて起きる事ありました。
一番大きな心の記憶でした。


3歳の頃なくなった母の葬儀。
昔田舎は人が亡くなると自宅で皆が見ている中、
桶で体を洗い棺おけの中に入れるところから葬儀は始まっていました。
(昔は土葬だったため、棺おけは丸い大きな筒状のものでした。)
まだ人の死を理解する事もできない3歳という小さいわたしは、
母が桶で裸になって皆が見守る中体を現れているのが不思議でした。
それを私は叔母(子どもがいない父の妹)の腕の中で見ていたのですが、
母の体が洗われ、体を拭かれ、白い衣装を着せられ、棺おけの中に・・・。
その時本能でこれで母とは最後の別れになるのだと感じ取った私は
『いや~。母ちゃんを入れないで~。私も一緒に入る~。』
といって泣きわめいた事を覚えています。
あまりにも泣きながら一緒に入るといい続けた私を
周りの人がこのままじゃいけないからと
「暫くその辺を回って来い」
と叔母にいい私は叔母の腕の中、町中を連れまわされ
なき疲れ家に着いたときには、もう母の姿は見えなくなっていました。
本能で母の死を感じ取り、永遠の別れを知った時
それが一番昔の記憶です。
成長していく過程で何度も同じ夢を見ては
あまりの悲しさで泣いて起きる事ありました。
一番大きな心の記憶でした。
