さざなみいんこ どっとこむ

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2011年 第六弾 雛の成長

2011-09-17 11:51:43 | サザナミインコ
前回、巣箱デビュー致しました2羽ですが、元気に成長しております。
この時分の雛は成長が早く、前回から5日しか経っておりませんが、羽の色がかなり出てきました。


実物はもう少し黄色が出ています。
殆どSLグレイウイング オリーブだと思いますが、ダークグリーンの可能性も少しあります。
1日4回挿し餌のパウダーフードを1回当たり7cc(1日28cc)を食べて、どんどん成長しています。

さて、もう1羽ですが、何とブルー系でした。
事前に遺伝計算のシミュレーションをしていたのですが、両親ともに隠れ因子のブルーを入れるのを忘れていたので、てっきりグリーン系しか生まれないものと思っておりました。
しかし、実際の仔を見ると......。


そうです。SLグレイウイング モーヴかコバルトなんです。

と言うことは、親鳥達の品種が下記の様になります。
♂:SL DFグレイウイング ダークグリーン/ブルー 又は SL DFグレイウイング ダークグリーン/ブルー+イノ
♀:ルチノーdD/ブルー 又は ルチノーDD/ブルー

この組合せですと、グリーン系・ブルー系の全てが生まれますし、雄親にイノが入っていた場合はルチノーとクリームイノも生まれることになります。

現在、判らないのはこの組合せでSL DFグレイウィングが生まれるかどうかです。
今回の2羽に♂が居れば生まれることになりますが、♀の場合はです。
通常のSL DFグレイウイング♂とノーマルを掛け合わせると、全てSL SFグレイウイングとなりますがイノ系の場合は良く判っておりません。

また、最近の研究ではレースウィングのクリームイノやルチノーをオランダでは、グレイウイング クリームイノ/ルチノー(原文ではGrijsvleugel Turkoois-Ino/Lutino)と呼ばれており、グレイウイングにイノ系を掛け合わせて生まれてくるとの報告があります。

確かに、日本国内でもグレイウイング系から生まれたクリームイノやルチノーから稀に出現している様ですが、殆どは普通のクリームイノやルチノーが生まれてきますので、レースウィングタイプが生まれる条件は解明されておりません。

因みに掲載の2羽は売約済みとなっております。

コメント
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