さざなみいんこ どっとこむ

サザナミインコの普及を目指しています。
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サザナミについての考察 その21

2012-11-02 18:13:24 | サザナミインコ
だいぶ寒くなって来ましたが、サザナミインコの飼育部屋は日当たりも良いので、昼間は20℃以上あり、朝でも16℃くらいです。
今季から、プラズマクラスター空気清浄機を2台入れていますので、綺麗な空気で快適な様です。

さて、今回の「サザナミについての考察」のテーマは、足環外し(リングカッター)についてです。
実は10日ほど前に1羽のサザナミインコがおもちゃとして入れてある「メリー」の紐に足を絡めてしまいました。

家族が気が付いて取り外したのですが、脚は変色して持ち上げた状態が続きました。
骨は折れて居なかったので、抗生剤の塗り薬と飲み薬を与えて様子を見ていたのですが、腫れも引かずに改善が見られませんでした。

そこで、急遽、足環(リング)を外そうと思い、色々と調べた結果、ベルバードさんに良さそうなリングカッターがあったので、直ぐに購入させて頂きました。

ベルバードさんは対応も早く、この製品もとても良い物ですが、説明書が英文のみで一般の方には和文が欲しい所です。

この機会なので、私の方で翻訳させて頂きます。(原文は写真の通り1~4です。)
1.脚が腫れている場合は、最初の腫れを軽減するために "ウイッチヘーゼル蒸留液"に入浴する。
(ウイッチヘーゼル蒸留液は蒸留マンサクのことでハーブの一種です。イギリスでは人や動物の怪我に一般的な様です。)
2.慎重に、かつ徐々に2箇所の凹部がリングの上部と下部に配置されていることを確認しながら、リングを垂直にカットします。
3.慎重に、かつ徐々に最初のカットとは反対側(180°)を垂直にカットします。
4.リングの両方を半分づつ取り外します。皮膚が損傷している場合は慎重に汚れを除去し、塗り薬を使用します。

この方法で行なうと簡単に足環(リング)が取り外せます。とても簡単且つ綺麗に取れるので快感です。

この様に綺麗にカット出来て、鳥の脚には全く傷が付きません。
この仔はリングの下に紐が絡まっていて、脚を圧迫していましたので、直ぐに除去致しました。
もう1羽以前怪我をした仔が居たので、こちらも取り外しました。

こちらの足環はクローズタイプではないのですが、こちらのタイプでも綺麗に取れました。

足環(リング)は本来、個体識別や迷子になった時に重要なキーワードとなりますが、この部分を怪我した場合は速やかに外すことをお勧め致します。

因みに迷子の場合は、当方の場合は足環に「SPCS・No.・年」が記載されていますので、見つけてくださった方がインターネットで「SPCS」「インコ」などのキーワードで検索して頂ければ当方の連絡先が判りますので、当方から里親様にご連絡することが可能です。

また、以前お客様から足環を外して欲しいとのご要望がございましたが、当方では対応出来ませんでした。
今後はお客様のご希望により、お引渡し時に取り外しが可能となりました。

次回は前回の続きでSF SLGクリームイノの雛について続編を掲載致します。
実は、赤目の仔が1羽生まれました。
それでは次回をお楽しみに!

最新情報は、HPのブリードに掲載しておりますので、合わせてご覧下さい。
尚、雛のご予約は随時受付中です。お気軽にお問い合わせ下さい。
品種・性別によってはご予約が多い為、ご対応出来ない場合がございますので、ご了承下さい。

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