さざなみいんこ どっとこむ

サザナミインコの普及を目指しています。
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春の繁殖 巣箱編

2016-03-12 14:06:37 | サザナミインコ
今週後半はとても寒い日が続いて居ります。
今日もお天気は良いのですが、とても気温が低いです。
サザナミインコの飼育部屋は、抱卵中の親鳥も居りますので、オイルヒーターで加温中です。
温度は約20℃で快適です。
さて、今回は巣箱につきましてご案内させて頂きます。
当方で使用している巣箱は、以下の2種類です。

左側はオリジナル巣箱で自作品です。
右側はカワイのボタンインコ用です。

カワイのボタンインコ用は入手性が良いので、皆さんもご購入可能ですので、こちらでご説明させて頂きます。
このタイプの巣箱は、正面に出入り口が1つだけですので、サザナミインコの場合は中々中に入らない親鳥も居ります。
そこで、なるべく入り易くする為に、左右のどちらかにφ50mmの穴を開けます。

こちらは穴あけ前の状態です。

穴あけ後はこんな感じです。
正面の穴の位置とほぼ同じ高さで側面にドリルを使用して穴を開けます。
穴あけ後は、正面の穴と同様にヤスリで面取り(角を削る)します。

この面取りも親鳥が入り易くする為には重要です。

次に中の点検を行います。

この巣箱は海外生産で、品質に少し問題があり、中に釘が出て居たり、穴が開いていたりと言うことがあります。
釘が出てしまっている場合は、取り除いて正しい位置で付け直します。
穴が開いてしまっている場合は、パテで穴埋めします。
棚板が極端に傾いている場合もあるので、当方では分解して直しますが、大変ですのでメーカーで交換して貰うことをお勧めします。

当方ではもともとの針金でケージに固定するのはやりにくいので、針金を取って穴を開けて、ネジを取り付けています。
ネジは写真の様にステンレス製とプラスチック製の2種類を使用しています。


これで巣箱は完成ですが、この後に天然成分のカビ防止剤を塗布しています。
巣箱の中は雛の糞と高温ですぐにカビが生えます。
このカビを雛や親鳥が吸い込んでしまうとアスペルギルス症(真菌感染症)を引き起こします。
勿論、締め切った室内では、人も感染しますので、注意が必要です。
健康な雛を育てる為に、カビ防止剤の塗布は大変重要です。
カビ防止剤には鳥に有害な成分を含んだ製品もありますので、くれぐれもご注意ください。

当方では「安心安全なサザナミインコ雛のご提供」をモットーと致して居ります。
雛の最新情報は、HPのブリードに掲載しておりますので、合わせてご覧下さい。
尚、雛・餌・用品の販売は直販サイトに掲載致しております。

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