さざなみいんこ どっとこむ

サザナミインコの普及を目指しています。
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サザナミインコの病気について2

2017-03-02 13:13:04 | サザナミインコ
今年ももう3月になり、春の気配が近づいて参りましたが、まだまだ寒い日が続いて居ります。
サザナミインコの親鳥達は抱卵に入っているペアも多く見られる様になって参りました。

先日、東京でも鳥インフルエンザ(H5N6亜型)が確認されました。
勿論、飼い鳥ではなく野鳥からです。
鳥インフルエンザは渡り鳥が感染して、野鳥にうつり、その野鳥が養鶏場などに入り感染することがありますが、一般の飼い鳥で特に屋内飼育の場合は殆どリスクがありません。
飼い鳥でも、屋外の場合は可能性があると思われます。
お問い合わせで、サザナミインコは鳥インフルエンザは大丈夫かとの質問も稀にございますが、上記の通り屋内飼育では感染は心配いりません。

今年は、1月末に繁殖に向けて親鳥全て一斉に予防薬の投与を完了致しました。
予防薬は繁殖前にとても重要な作業ですが、何種類かの予防薬の中には、受精率を低下させる成分もある様で、投与方法に注意が必要です。
多くの鳥の繁殖を行っている場合は、絶対に病気を出してはいけませんので確実に予防することが第一です。

中には、「趣味で繁殖をしているので病気は知りません」や「雛を獣医で見て貰っているので安心」などと言って販売している人も居ますのでご注意ください。
一般的な健康診断では、ウイルスや小型の菌類は発見することが出来ません。
PCR検査を行う以外にこれらの病原菌を検出することは出来ませんし、外見では全く判りません。
当方では、予防薬の他、定期的に検査を行い安全な状態を保っております。

ご予約でまだ少し余裕のある品種をご紹介致します。

DF SLGコバルト♂です。
同色で雌の場合はSF SLGコバルトとなります。


DF SLGブルー♂です。
同色で雌の場合はSF SLGブルーとなります。

さて、サザナミインコの病気についてですが、比較的多い目の病気に、急性の化膿性炎症(ものもらい)があります。
治療には、人が使用する抗菌目薬で十分良くなります。
しかし、中々治らない場合は動物用の眼軟膏がとても効果があります。
涙目になる場合も同様です。

その他に、アレルギーもあり、特に繁殖時の巣箱の状態に寄って雄親がアレルギー症状を引き起こす場合が有りますので、繁殖期は注意が必要です。
短期間に顔が腫れ上がったり、嘔吐をする症状があったら速やかに巣箱から離し投薬することです。

当方では愛鳥家の皆様の様々なご相談にお応えして居りますが、薬に関しましては情報をお知らせすることは可能ですが、当方から販売することは薬事法により出来ませんので、ご理解の程、宜しくお願い致します。

当方では「安心安全なサザナミインコ雛のご提供」をモットーと致して居ります。
雛の最新情報は、HPのブリードに掲載しておりますので、合わせてご覧下さい。
尚、雛・餌・用品の販売は直販サイトに掲載致しております。

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