4月は北国に遅い春がやってくる月です。
札幌を例に、雨と雪の降る割合を比べてみましょう。
3月上旬は、5対1の割合で雪が降りやすくなっています。
また、関東から西で、次々にサクラが咲き出す3月下旬でも2対1の割合で、
まだ雪の振る日が多くなっています。
4月に入ると、雨と雪の割合は一気に逆転します。
2対1の割合で雨が多くなり、遅い春が駆け足をするようになります。
札幌の雪が終わりの平均は4月19日。
でも、4月の下旬になっても20回に1回は雪が降ることがありますし、
5月に入っても3年に1度くらいは雪を観測しています。
最も遅い雪の観測記録は、5月下旬となっています。
年によってはサクラや新緑に、本物の雪が降ることもあるわけです。
記事より