チョッと天津シリーズ。
過去ブログで1回UPしましたが、今回は始発から終点までの状況検証をしました。
電動駆動のトロリーバスのようにタイヤで走るのですが、レールが1本あり、決まったコースしか行けません。
運賃は通例の何処で乗って何処で降りても定額の2元。(約 40円)
天津TEDA開発区駅があり、そこを始発で走ります。
高架を走るのは、通常よりレール幅が狭い「軽軌」という電車で天津駅との往復輸送。
レールの末端には車止めは有りません。
この電車の上を走る電車はバスと一緒で定時間隔で運行し、この電車も定時間隔走行なのでゼンゼン乗り継ぎの同期なし。
まぁ、この国の定番と言えばそれまで。(笑)
始発から1分も経たないで非常に低い高架登場。(笑)
高架の下をくぐるまではパンタグラフを畳んでバッテリー走行です。
ハイブリッド仕様なのです。
くぐり終わると、そこで一時停止してパンタグラフを上げて、給電式に変更します。
切り替えに2~3分かかります。
始発駅から出発待ちしているくらいなら一駅分歩いて十分間に合うくらいの時間のロスです。
でもどこで乗っても降りても運賃一律なので歩かず待ちます。(笑)
非常にスピーディー感に欠ける乗り物です。
信号は自動車と同じルールで、ずっと中央側(左)を走ります。
終日自動車は走行禁止で専用道路になっているので朝晩の渋滞対策としては抜群の威力を発揮するのです。
が。。。
たまにアホなクルマが専用道路を走って渋滞にはまり電車を止めてしまい、思いっきり電車にクラクションを鳴らされます。
まぁ、これもこの国の風物詩。
車内はこんな感じ。
過去画像を流用したので季節感が。。。
3両使ってバス2台分くらいの乗車人数なのに、いつでもこんながらがらです。
それでいて集金係の車掌が一人います。
北京オリンピックのドサクサで作った電車で、終点には大学があります。
排ガスを出さないので温暖化対策に貢献しているし、専用線みたいなもので空いているので学生にとっては良いかもね。
でも、
おいっ!
こっちも車止め無いんかい。
ブレーキトラブルがあったら、ハンドルの無い電車が道路を突っ走っちゃうぜ。
なんてね。
実は開通後3ヶ月程度で、直線でバウンドしたのか脱線して道路を突っ走った経緯が有ります。(笑)
RecordChina
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