セレネでお茶しませんか?

このブログをご覧の皆さまへ セレネから愛をこめて・・・

ザッハトルテライブ!

2018年12月26日 | オープンギャラリー

※チケット完売しました※ 2019.2.22


ザッハトルテ×セレネ美術館×宇奈月温泉

たのしいうつくしいがぎゅっとつまった一日!

日時 2019年2月23日(土)14:00Start

会場 黒部市宇奈月国際会館セレネ

チケット お一人様3500円 ★前売3000円 ★お席に限りあり〼

 ★チケットには宇奈月温泉を楽しめる超お得な「ホッとクーポン」つき!

★★温泉入浴券・セレネ美術館鑑賞券・スイーツ券がついています!★★★(^_-)-☆

※1月5日よりセレネコラーレコスモホールアーツナビにて発売

※アーツナビはシステムリニューアルのため12月28日~1月8日まで予約・購入ができません。

※セレネ・コラーレ・コスモホールでご購入のライブチケットには、ホッとクーポンが添付されていますが、アーツナビでチケットをお求めの方は、当日セレネにてライブチケットを提示の上、ホッとクーポンをお渡しします。(引換時間9:00-17:00)

 

ザッハトルテ/ZAHATORTE

2018年に15周年を迎えた京都のインストバンド。アコーディオン(都丸智栄)、ギター(ウエッコ)、チェロ(ヨース毛)のただ3つの楽器から繰り広げられる壮大な音の世界は、欧州をはじめ、世界中の民俗音楽由来のエッセンスが随所に散りばめられ、老若男女問わず、あらゆる場面で楽しめる楽曲とパフォーマンスで大好評!!【NHK Eテレ】『シャキーン!』のコーナー「いちぶんがく」に演奏出演中!

【NHK Eテレ】『おかあさんといっしょ』♪ドコノコノキノコ

【TVCM】♪アヒルのワルツ ♪持病の歌 他

 

★主催・お問合せ 黒部市宇奈月国際会館セレネ 

℡0765-62-2000(9:00~17:00受付 火曜休館・年末12/29~12/31休館 元日より営業)

★★♬★♪♪°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°♪

 

 

 


古里あゆ×松浦有里 AfternoonJAZZ★セレネ月イチlive

2018年11月21日 | オープンギャラリー

 

セレネ12月の月イチliveはJAZZ!

古里あゆさんのボーカルと、松浦有里さんの素敵ピアノでお楽しみください♪

◇日時 2018年12月16日(日)14:00~

◇会場 セレネ

◇チケット 1000円★1ドリンク付き 限定40席

◇チケット取り扱い所 セレネ コラーレ コスモホール

◇お電話での予約可能 ℡0765-62-2000(9:00~17:30受付※火曜休館)

 

古里あゆ(Vo)

 

富山市生まれ。
アメリカに語学留学後、故上野尊子氏に師事。
新人の登竜門である、じゃずろう会主催の「ジャズボーカルジャンボリー」のオー
ディションを受け合格。
中野ゼロホールのコンサートに出演する。
ソロコンサートやライヴ活動を精力的に行い、また、北日本新聞カルチャー教室
「ジャズで歌おう」、市民プラザ・ファインミュージックスクール「女子ジャズ
レッスン」の講師も務める。2011年3rdアルバム「With a Tone」をリリース。

松浦有里(pf)

松浦 有里 (ピアニスト、作編曲家)
富山市出身。3歳よりピアノを始める。
2008年奨学金特待生として米国ボストンにあるバークリー音楽院に留学。
作曲、編曲を主に学ぶ。2012年帰国。
2016年、ミュージカルカンパニーWoz主催のミュージカル「百万回生きた猫」の
音楽監督を担当し好評を博す。
2017年、Maurice Ravel International Composition Competition 少人数編成部
門セミファイナリスト、国別(日本)1位。


短歌のこだまin宇奈月2018

2018年11月17日 | オープンギャラリー

<短歌のこだまin宇奈月2018>が今日と明日、セレネで開催されます。

本日(11/17)は当日吟行と、トークセッション「立山黒部を訪れた歌人たち」、

夜なべ談義(佐伯裕子さんを囲んで)が行われます。

写真は、当日吟行で、セレネ前の紅葉の山々を眺め短歌を作る人です。

(短歌のこだまのスタッフさんにモデルになってもらいました)

明日(11/18)は10:00から、佐伯裕子さん(歌人、『未来』選者)による

記念講演「齋藤史という短歌人生」と、講評・表彰式があります。

黒部市宇奈月国際会館セレネ

富山県黒部市宇奈月温泉6-3 tel 0765-62-2000 セレネHP

 


み・や・さ・こ と読みます

2018年11月02日 | オープンギャラリー

10月13日から開催されている【宮廻正明展】

「宮廻?みやまわりさん? なんておよびするの?」という方が非常に多いんです。

みやさこまさあき画伯です。

「平山郁夫画伯なら知ってるけど」

そう言って美術館に入って行かれても、出口では「感動した!!」という方がほとんど。

とにかく素晴らしい大作が揃っています。

宮廻画伯の作品に多く用いられている「裏彩色(うらざいしき)」という手法は

西洋の遠近法とは違う、心に染み入るような奥行を感じさせます。

その手法は、アニメのレイヤーの考えを使っているということです。

新しいことに果敢に挑戦される、宮廻画伯ならではの言葉です。

 

先日、宇奈月中学の生徒さんたちが見学に来ました。

「行間のよみ」という作品で

「はっきりとわからないようにお経が書いてあるんですよ」

と説明したときはどよめきが(笑)。 大受けしました。

大人も子供も隠し絵が大好きですよね。

 

個人的に私の好きな作品は「螺遊」という競馬の絵です。

競馬場の地面の緑がとても印象的。

(宮廻画伯は緑がお好きかもです。緑のセーターを着られている写真があります)

宮廻画伯とエルメスのコラボでスカーフ作ってくれないかな~

なんて夢想してしまう私です

 

 

黒部市宇奈月国際会館・セレネ美術館

富山県黒部市宇奈月温泉6-3

TEL0765-62-2000 セレネHP

 

 


大いなる人々 武隈善樹 油彩画展

2018年10月24日 | オープンギャラリー

現在、黒部市宇奈月国際会館・セレネ美術館2階オープンギャラリー、

1階エントランスロビーでは、「大いなる人々 武隈善樹 油彩画展」を開催中です。


2Fは、奈良の新薬師寺周辺を油彩で描いた作品が展示されています。

小説などの本が好きな武隈さんにとって、奈良はあこがれの場所。

よく小説のシーンに、奈良のお寺や、景色が出て来るそうです。

行けそうで、なかなか行けない場所。

京都のゴッホ展を見に行った後に、念願かなって見に行ったそうです。

武隈さんにとって、旅の中でみる奈良は、どのようなものであったのか。

ここは、何か小説のシーンと関わりがあるのか?

何かそんな風に想像しながらみると、おもしろいです。

 

 

 

1Fは、「二人」「MAN」シリーズと、演奏する人を描いた作品が展示されています。

武隈さんは、ジャズのクラブにかようほど、ジャズが好き。そして、やはり、本が好き。

ジャズを聴きながら、浮かんだこと。小説から刺激を受けた事、そのようなものが、

混ざりながら、作品となっています。

1F作品は、誰しもが使う文具屋さんに売っているような

「水彩絵の具」で、厚紙に描かれています。

油彩で描いているからか、それとも、クセなのか。

水彩絵の具で描いた作品も、絵の具に厚みがあり、絵に強い存在感を与えています。

 

 

「よろしく」というタイトルの作品。

モデルは、武隈さんの父。

人生においての大切な、ターニングポイントでおこった出来事のワンシーンを描いたもの。

あるお願いに対して、父親は「3年の猶予」をつけるという提案をおこなっているシーンです。

手を組み、下を向きながらもこちらをうかがうようなしぐさ。手前には、画面に切れる形で、

灰皿が置いてあり、こちらにせまりくるような緊張感をただよわせています。

テーブルの形は、かすかに湾曲して描かれており、特別な雰囲気をさらに演出しています。

 

「3年の猶予」によって、人生は見事に変わりました。変わるにしろ、変わらないにしろ。

ある程度の時間的猶予を付けるという行為に、父親の存在の強さを感じます。

 

 

 

武隈さんが考える「大いなる人々」とは。。。

 

個々の作品には、メッセージや私的な物語を感じますが、

展覧会名である「大いなる人々」というわくぐみでみると、

また違った作品にも見えてきます。

つかめるようで、つかみどころがないようにもみえる。

まさに、「武隈ワールド」。。

 

ぜひ、たちどまって鑑賞してみてはいかがでしょう?

 

大いなる人々 武隈善樹 油彩画展

2018年10月23日(火)~11月5日(月)

9:00~17:30 (入館は17:00まで)

期間中無休

 

 

黒部市宇奈月国際会館・セレネ美術館

富山県黒部市宇奈月温泉6-3

TEL0765-62-2000 セレネHP




澤 和樹・蓼沼恵美子 デュオリサイタル

2018年10月24日 | オープンギャラリー

澤 和樹・蓼沼恵美子 デュオリサイタル

〇日時 2018年 12月2日(日)開演14:00(開場 13:30)

〇内容 東京藝術大学学長であり、ヴァイオリニストとしても高い評価を得ている澤和樹と、

    ピアノの蓼沼恵美子による、円熟のハーモニーをお楽しみください。

〇プログラム 

  モーツァルト:ソナタハ短調 K.296

  ブラームス:ソナタ イ長調 Op.100

  マスネ:タイスの瞑想曲

  ヴィターリ:シャコンヌ

  エルガー:愛の挨拶      ほか

〇料金 一般4000円(前売3500円)/大学生以下2000円(前売1500円)/全席自由

    未就学児の入場はできません(一時保育ご希望の方は事前にお申し込みください)

〇プレイガイド セレネ・コラーレ・コスモホール・アーツナビ(富山県民会館・教育文化会館・高岡文化ホール・新川文化ホール)

〇主催 宇奈月国際会館セレネ 富山県黒部市宇奈月温泉6-3 tel0765-62-2000 http://www.unazuki.org/selene/


宮廻先生のギャラリートーク

2018年10月14日 | オープンギャラリー

本日、宮廻先生をお迎えして、展覧会のオープニングレセプションを開催しました。

主催者あいさつ、来賓の黒部市教育長の祝辞、宮廻先生からお言葉を頂戴し、テープカットを行いました。

上の写真、中央が宮廻正明先生です。そして美術館内で作品解説を行っていただきました。

 

まずは、「クローン文化財」である「高句麗江西大墓壁画、四神の内、青龍と白虎」です。

オリジナルの壁画は劣化が激しいとのことで、クローン文化財のもつ重要な役割を教えてくださいました。

 

島根県を流れる江の川(ごうのかわ)に取材した「水花火」です。

船上の人物と網のバランスが秀逸ですが、実は網がこの状態になったとき、網を投げた人物はくるんと後ろを向いて

勢いを逃がしています。なので写真では絶対こうは写らないそうです。

でも絵画は二つの時間をひとつに結び付けることが可能で、事実ではないけど真実の世界を私たちに教えてくれるのです。

 

宮廻先生が最初の「日本美術院賞」を受賞した「天写田」(右の作品)と、オリーブの木々を描いた「平均律」(左)です。

オリーブの木を描いていると、近くに住んでいる老人に誘われてお茶や食事をごちそうになったそうです。(ちなみに外国です)

その老人は教師で、自分が学んだことを子供たちに教えて白髪になった。オリーブもその実を人に与えるとき風が吹いて葉が裏返り

銀に光るというお話をされたそうです。この話を聞いて、宮廻先生は、ああこれで絵ができた、と思われたそうです。

絵は、見て描けば完成するのではなく、話を聞いて出来上がるものなのです。

 

「風の囁き」(左の人物がいる絵)と、「萌揺」(右の植物の絵)です。

初期のころ植物をよく描かれていた先生は、ある画商さんから「先生は植物はうまいですが、風景は描きませんね、

もしかして下手なのですか」といわれ、ああそうかと思い風景を描きはじめました。すると今度は別の画商さんから、

「先生は風景はうまいですが、人物は描きませんね、もしかして描けないのですか」といわれ、ああそうかと思い

人物を描き始めたそうです。

自分の周りにイエスマンしかいない人は成長できないので、嫌なことを言ってくれる人も必要なのだそうです。

 

「放下便是」・・・執着心を捨て、自然体でいれば道は開ける・・・

宮廻先生によると、自分の得意なことを捨てていかないと、次のものは得られない、とのこと。

禅語のままだと、なるほどねえさもあらんと思いますが、宮廻先生の言葉を自分におきかえてみると、いやーこれはできないなと。

でも大成する人はそれをしないといけないし、いきすぎ(捨てすぎ)もよくなくて少しもどるのも大切とか。

ここを和食のダシをひきあいに説明されるのがさすがの宮廻先生。

 

絵のヒントあり、人生訓あり、先生のユーモアと豊かな発想に触れ、なんだか目の前が明るくなったような気がする約1時間のギャラリートークでした。

宮廻先生、お忙しい中、誠にありがとうございました。

 


小森谷徹・木象嵌絵画展

2018年10月01日 | オープンギャラリー

小森谷徹・木象嵌(こもりやとおる・もくぞうがん)絵画展 開催中! 

2018年 9/30~10/21  2階ギャラリー(入場無料)

木を精巧に組み合わせ、模様や絵画を作り出す木象嵌の技法。

小森谷さんの作品は、木肌や色彩から受けたイメージを膨らませた心象風景がテーマになっています。

木の温かみと同時に、茫漠たる空間の広がりが感じられる作品からは、不思議に静謐な空気が漂っています。

木だけで表したとは信じられない作品の数々をご覧ください。

このほか、かわいい絵柄の作品もあります。

(販売もしていますので是非)

和の空間にも、洋の空間にもあいそうです。

宇奈月国際会館セレネ
富山県黒部市宇奈月温泉6-3
TEL0765-62-2000 セレネHP


第6回 おらがふるさと写真展 ふるさとの宝をさがして・・・

2018年09月12日 | オープンギャラリー

現在、黒部市宇奈月国際会館セレネ美術館、2Fオープンギャラリーにて、

「第6回 おらがふるさと写真展 ふるさとの宝をさがして・・・」を開催いたしております。

 

毎年回を重ね、今回で6回目となりました。

黒部の方や、旅行でおとづれた方にも、大変人気の展覧会です。

 

 

テーマは、「ふるさとの宝をさがして・・・」。

黒部の美しい風景を中心に、その中で繰り広げられるイベントやお祭りを、

広く県内外の皆様に知っていただきたいと、写真で紹介しています。

出展作品は、ふるさとをこよなく愛する黒部のアマチュア写真家で構成する、

NPO法人黒部町づくり協議会「おらがふるさと写真展」ワークショップのメンバーが、

一年間撮りためた写真から、ふるさとの宝と自慢できる作品を選び、

毎年工夫をこらして展示しています。

今回は、写真展の趣旨に賛同して、新たに3人のアマチュア写真家の出展もあり、

また一味違った展示になっています。

 

 

 

写真の中には、ひょっとすると、いつも見慣れた景色があるかもしれません。

しかしながら、他者の視点で撮影された風景は、どこか違った景色に見える。。。

あるいは、全く違う景色、私が抱く「ふるさと」とは、異なるどこかでありながら、

親近感を抱くということもあるかもしれません。。。

 

それが何か考えるうちに、他者や自分自身、自然などの豊かさを知って、「ほっ」とします。

 

 

作品を眺めていると、「ここはどこで撮られたんだろう?」

という疑問がわいてきます。

黒部のマップも展示されているので、撮影者がどの場所で撮ったかもわかるようになっています。

どんな風に撮ったかや、撮影した理由などは、キャプションに丁寧に書かれてもいます。

 

   

  

 

 

 「ふるさと」という共有できるキーワードでみる景色。黒部の自然。

一枚のふるさとの写真に、あなたは何を想うのでしょうか。

 

 

 

展示は、9月22日まで。入場無料。

開館時間は、9時~17時30分(入館は、17時まで)。

 

黒部市宇奈月国際会館・セレネ美術館

富山県黒部市宇奈月温泉6-3

TEL0765-62-2000 セレネHP

 

 

 

 


セレネ美術館開館25周年記念 宮廻正明展ー無極ー

2018年09月03日 | オープンギャラリー

道の空 2004年(今井美術館所蔵)


セレネ美術館開館25周年記念 宮廻正明展―無極―

Exhibition of  MIYASAKO Masaaki  みやさこ まさあき ―むきょく―


セレネ美術館の開館25周年を記念し、現代日本画壇を代表する画家であり、

1993年の開館当初より黒部峡谷を取材し、作品を制作されてきた宮廻正明画伯の個展を開催します。

画伯は日本美術院の同人として、創意に満ちた多彩な作品を生み出されてきました。また、芸術と社会、

芸術と科学の関わりに積極的に取り組まれ、クローン文化財に代表される新たな分野を開拓されるなど、

画期的な成果をあげておられます。

そうした画伯の描き出す作品からは、常に人の営みや自然をみつめる暖かな眼差しが感じられます。

人の手が生み出すものへの限りない愛情と、それに対する深い好奇心が、

一貫した活動の原点になっていることが伝わってくるようです。

今回の展覧会では、画伯の初期から近作にいたる代表的な作品によって、その世界を紹介します。


〇期間 2018年 10月13日(土)~11月25日(日) 休館日11月中の火曜日

〇料金 一般1000円/高校・大学生800円/中学生以下無料

 

学芸員の解説付き作品鑑賞会

11/4・11/11・11/18・11/25の毎日曜日 ①10:30~ ②14:00~(約30分)

美術館入館料が必要です(申込み不要)

 

関連イベント 

10/14(日)10:30~ 宮廻正明先生のギャラリートーク (展覧会入館料が必要です。申込み不要)

10/21(日)10:00~15:00 宮廻先生の技法―裏彩色―で日本画を描こう

講師 荒木恵信(東京藝術大学大学院にて宮廻先生に師事・金沢美術工芸大学准教授・日本美術院院友)

定員 20名(小学4年生以上ならどなたでも参加できます) 

参加費 3,000円(要事前申込み)


〇主催 黒部市宇奈月国際会館/セレネ美術館

〇協力 足立美術館/今井美術館/ウッドワン美術館

〇お問合せ 

セレネ美術館 富山県黒部市宇奈月温泉6-3 tel 0765-62-2000 セレネHP

 

火焔奏楽 2000年(今井美術館所蔵)


  

三希月廻(愛本刎橋) 1996年(セレネ美術館所蔵)


二人展Ⅲ うつろう光 色鉛筆 関吉和明 素敵な出会い 写真 高橋健一  

2018年09月02日 | オープンギャラリー

現在、黒部市宇奈月国際会館・セレネ美術館では、

「二人展Ⅲ うつろう光  色鉛筆  関吉和明 素敵な出会い  写真  高橋健一」

を開催いたしております。

 

高橋健一は、「素敵な出会い」をテーマに写真作品を展示しています。

高校生から、写真をはじめ、常にカメラを携帯しながら、日常を撮り続けてきました。

 

誰もが、日常のふとしたものに対して驚いたり、感動したりすることがあるかと思います。

日常は以外に、流動的に動いていて、普段から見慣れたものも違って見えたり、突然な出会いがあったり。

ありきたりだと思えるかもしれないものも、よくよく観察してみると、感慨深い。

そんな時に誰しもでるのが、「いいね」という感情だったりします。

 

高橋健一は、この「いいね」を「素敵な出会い」ととらえ、すかさずシャッターをきります。

  

「いいね」は思わず、ほがらかになったり、緊張するものであったり。

  

地元の横浜や鎌倉で取材した、「いいね」たち。

「素敵な出会い」をみなさんは、どのように感じるでしょうか。

 

 

 関吉和明は、「うつろう光」をテーマに、色鉛筆による作品を展示しています。

写実画家である磯江 毅(いそえつよし)やフェルメールの作品などに感銘を受け、

独学で色鉛筆による表現を行っています。

絵画において、「光」は常に追い求められるテーマ。

関所和明は、色幅の少ない色鉛筆で、「ほのかな光と影」を表現できないか。

常に模索をしながら、描き続けています。

小学校の頃使っていた子供用バイオリン。

60年ぶりにケースからあけたものは、作家にとってどのようにうつったのか。

単純に美しいつやのあるバイオリンとして、みえるというだけではなさそうだ。

  

ほのかな光と影。

時間や空間、存在の重みなど、光と影とともに感じることができる。

名品の模写。ただの模写とは呼べない、緊張感が作品にはある。

  

引いて眺めた後は、ぜひ細部の描写も眺めてほしい。

紙と色鉛筆の顔料が、やわらかく結びつき、美しい質感と上品な趣を出している。

 

写実的な作品に出会うといつも息をのみ、その存在の重さを感じ取ると思うが、

関吉和明の作品は、そのような重みを感じつつも、どこか穏やかで、温かい。そして、心が和む。

他の作品にはない不思議な存在感を出している。ぜひ、鑑賞してほっこりしていただきたい。

 

 

お二人の作品は、それぞれの視点で表現され、違うものでありますが、

日々を表現するという点では、つながるものがあります。

同時に、作品を鑑賞している私たち自身にも、つながっていく。

とても素敵な展覧会です。

 

展覧会は、2Fセレネ美術館オープンギャラリーにて、9月7日金曜日まで開催しております。

オープンギャラリー入場は、無料です。

開館時間は、9時~17時30分までです。お待ちしております。

 

 

黒部市宇奈月国際会館・セレネ美術館

富山県黒部市宇奈月温泉6-3

TEL0765-62-2000 セレネHP

 


オープンギャラリーのご案内

2018年08月07日 | オープンギャラリー

 

セレネ2階オープンギャラリーでは、黒部峡谷ナチュラリスト研究会による

第14回写真展「黒部の自然」が開催されています。

 

黒部峡谷をはじめ、立山、宇奈月温泉、動物、植物など

会員の方自慢の写真が展示されています。

そして気になったのがこのカモシカの写真。

何かを語りかけてくるようにこっちをじーっとみています。

 

黒部の自然がいっぱいの写真展、ぜひ見にきてくださいね。

 

 

とき    2018年 8月7日(火)~8月20日(月)

ところ   宇奈月国際会館 セレネ2Fオープンギャラリー(入場無料)

じかん   9:00~17:30(入館は17時まで)

 

 

宇奈月国際会館セレネ

富山県黒部市宇奈月温泉6-3
TEL0765-62-2000 セレネHP


 


セレネ月イチライブ 宇奈月おわらSHOW

2018年07月27日 | オープンギャラリー

8月の月イチライブは、越中八尾で全国的に有名な「おわら」をお届けします。

出演は越中八尾おわら道場(踊り手4名、囃子方3名)のみなさま。

秋の訪れを感じる晩夏の夜、宇奈月で哀愁漂う胡弓の音色と、美しい踊りをお楽しみください。

おわらを習って踊る体験もできます。

 

日時 2018年8月25日(土)午後8時開演(開場午後7時30分)

会場 黒部市宇奈月国際会館セレネ

料金 1000円(ワンドリンクつき)

 

黒部市宇奈月国際会館・セレネ美術館

黒部市宇奈月温泉6-3 tel 0765-62-2000     fax 0765-62-2020    

mail  info_selene@unazuki.org セレネHP