4月22日より「黒部今昔ー冠松次郎と、現在の黒部」が始まっております。
開催日の前日、午後3時から内覧会が開かれました。
左がこの企画展の開催にあたってご尽力くださった東京都歴史文化財団、学芸員の関次和子さん
右が作品を出品してくださった登山家であり写真家である志水哲也さんの挨拶風景です。
大正から昭和初期に冠松次郎よって撮影された黒部と、
志水哲也さんによる現在の黒部の写真に見入る来館者の方々。
黒部の山々の昔と今の姿を見比べるのも一興、
写真技術の進歩を見比べるのも一興です。
クラシカルな登山装備の山男たちが写ったセピア色の写真などは
滅多に目にすることが出来ない貴重な作品です。
さてさて、(ここから少しくだけた話題に入ります・笑)
写真家であり登山家の志水さん、山男のイメージとはかけ離れた
ダンディなスーツ姿で内覧会に登場。
上着の下にはすごくきれいなピンク色のベスト。
これ気になりますよね~。
ブログを書くのを名目に早速志水さんにインタビュー。
「実は僕、服が大好きなんですよ~。
ベスト、ワイシャツなんて数え切れないほど持ってます。
前の晩から、どんな組み合わせで着ていこうかな~なんて考えるのが楽しくって。
ウーン、好きなのは菊地武雄とか
」
今まで持ってた山男のイメージが崩れていく~~~
志水さんが気さくなのをいいことにもう一つ変な質問
真っ暗な夜の山って怖くないですか?オバケとか。
(オバケより現実的に怖いもんが山にいっぱいあるだろう・自分につっこみ)
「やめてくださいよ。僕その手は全然ダメなんですから。
星を撮るのもホントは怖いの。
暗くなったらさっさとテントに入って寝ます」
山男のイメージが崩れていく~~~
そんなお茶目な志水さん、
開催初日はずっと展覧会場に張りついてくださってました。
(ちなみにその日のベストは爽やかな水色)
ご多忙な志水さんですが、できるだけセレネに来て
作品の解説などしますと言ってくださいました。
冠松次郎&志水哲也、お二人の個性が溶け合って
素晴らしい「黒部今昔」の世界を作り上げることができました。
皆様、ご堪能ください。
7月20日まで開催しております。(期間中無休です)