9月8日に行われる美術部のために、見本の作品を作ってみました。
「音が色と化す!感情が形を成す!!ドローイングによる抽象画の世界」
が美術部の活動内容です。
美術部では、課題として二つの作品を作っていく予定です。
テーマの1つは、「私」。
もう1つは、モーツァルトの「ジュノーム」。
抽象画や表現方法はどのようなものかという話をしながら、
表現の仕方を学びます。
実際に「私」をテーマに、抽象的な形を表現していきます。
講師作品 「マイ、マイ、マイ!!」 水彩の他に、木炭やパステルを一緒に使いました。
「ジュノーム」については、音を絵にした画家、表現を紹介しながら、抽象画を描きます。
モーツァルトの「ジュノーム」を聴きながら、音を色や形にかえて描きます。
「ジュノーム」は、1777年、モーツァルトが二十歳の時にザルツブルグで作曲されたピアノ協奏曲第9番。
フランスの女流ピアニスト「ジュノーム」嬢がザルツブルグを訪れた際に、献呈された曲。
彼女の名前からとって、「ジュノーム」という愛称で呼ばれています。
彼女に触発され、それまでのピアノ協奏曲から大きく飛躍をとげることになった曲と言われています。
モーツァルト自身もお気に入り。よく演奏されたそうです。
女性への贈り物ときくと、華麗なものかと思いますが、とっても革新的。目がシャキッとします。
ジュノームを聞いて浮かんだのは、カチッとした形が空間を浮かぶようなイメージ。
定規を使って、形を表現します。
画面を大きな色の面でわけました。リズムの中にも、大胆さがある曲の感じを表現してみました。
曲に合わせるように、ドローイングの線をいれます。
指でこすったりして、楽しみながら描きます。
講師作品 「ジュノーム」 完成。
完成した作品は、ブログで発表できたらと思っています。
いよいよ、モーツァルト音楽祭もはじまりますね。
9月15日から18日までの期間。宇奈月の町中で、モーツァルトの演奏が行われます。
美術部でも、モーツァルトを盛り上げていけたらと思います。
他にも、9月15日、「魔笛」にあわせ、4F展望ホワイエにて8月に制作した「魔法の木」を展示いたします。
「魔笛」のお客様は、美術部個々に作った魔法の木の森を抜けて、劇場へ。
もちろん、「魔法の木」だけをみることも可能です。無料です。
ちなみに「魔笛」は、14:30開場、15:00開演。料金は1000円です。※全席自由・未就学児は入場できません。
また、展示された様子は、ブログやフェースブックにものせたいと思います。
講師作品 「魔法の木」
体のラインをうつして、木にみたてて描きました。
葉っぱは、シャボン玉の絵の具を飛ばして、制作しています。
みなさんで作った作品は、それぞれいろいろ。
表現の違いも、楽しんでいただけたらと思います。
セレネ月イチ美術部
「音が色と化す!感情が形を成す!!ドローイングによる抽象画の世界」
9月8日(土)9:30~11:30 参加費1000円 ワンドリンク付き
〇定員25名 事前申込みが必要です。
〇もちもの スケッチブック、鉛筆、色鉛筆、クレヨン、パステル、水彩画セット、ペンなど
(あわせて使うのがおススメ)
黒部市宇奈月国際会館・セレネ美術館
富山県黒部市宇奈月温泉6-3
TEL0765-62-2000 セレネHP