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東日本大震災について思うこと。 (その4)

2011-04-13 20:32:14 | 日記
ここでちょっと、記憶を過去に遡ってみよう。


普天間基地問題で、沖縄が揺れていたとき。
太平洋戦争であんなに被害を被った沖縄の人々が、
なぜ今だに、米軍基地問題で苦しめられているのか?…。

はたまた、
鳥インフルエンザ、口蹄疫、新燃岳の噴火など、
宮崎ばかりで、何故起こるのか。

みなさんは、疑問に感じたことは、なかっただろうか?



私の中の答えは、

【沖縄、宮崎という土地の、霊的エネルギーが高いから】
【県民も霊性が高い人々が多いから】だ。



沖縄、宮崎は、
霊的にはもともと【陽の気】が強い場所で、
土地に住まう精霊、神々のパワーも、
わりと損なわれておらず、強い。

当然そこに住む人々も、
平和で明るい気質。
農業や漁業にいそしむ、
素朴でいい人のイメージ…。

※沖縄に関していうと、
もともとの琉球王国であった時、
軍事力をもたず、
芸術を愛し、
交易で国家運営をしていたため、
薩摩藩に侵略され、
果ては日本に組み入れられてしまったという歴史を持つ。
それなのに彼らから、
日本を恨む声も聞かないのには、
本当に頭が下がる。
実際に、野蛮で卑劣だったのは、
当時の日本の方だったのだ。
どんな大儀名文があったにせよ、
侵略は侵略である。



話を戻すと、
そういった、
霊的に高い土地や、人々は、
霊的な面で、
他の地域の重荷を、
自ら肩代わりしたり、緩和することがある。
エネルギーが高いと、
ある程度のダメージを受けても、
耐えうるため、
無条件の愛や奉仕の精神から、
自らネガティブを引き受けてあげるのである。
それで、他の負担を軽くする。


(今回の東北はまた別の側面も持っているが、
とりあえず今はそれは置いといて…。)



では東日本大震災も、
もしそういった【肩代わり的側面】をも、持っていたのだとしたら、
実際には、どこの?だれの?負荷を緩和していたのか…?
あるいは、何を伝えようとしているのか…。




すでに先日私は、
地震は、
人間のネガティブなエネルギーが溜まって重くなった場を、
浄化するために起こることもあると書いた。


それではここで質問。

 ① ネガティブなエネルギー、
【強欲、暴力、略奪、争い、恨み、憎しみ、妬み、恐怖、
自己主義、裏切り、等々】が、
たくさん溜まっていると思われるのは、
どこの地域でしょう?


 答えは、

普通に考えて、
【大都市】と言われる場所。

(←他に、
ネガティブエネルギーとして、
騒音、大気汚染に加えて、
最近は携帯電話の普及による、
電磁場の踏み荒らしによる負荷も、
溜まっていると思われる…。)



次に2つめの質問。

  ②未だに、大きな災害に見舞われていない大都市は、
どこでしょう?


 答えは、

東京?名古屋、大阪…。
とりわけ【名古屋】ですかね。



私の住むここ尾張は、
戦国武将、信長、秀吉らの生誕の場所であり、
日本の中でも、
創造や革命のエネルギーを持つ、
特殊な場。

熱田神宮のご祭神はヤマトタケルノミコトで
天皇の命により、
天皇家の全国平定に尽力された【戦いの神】。

一説には【尾張で終わる】とも言われている。

要するに、
インドのシバ神のように、
創造と破壊(再生ともいう)のエネルギーの、
宿るところと
いえるのかもしれない。




そして最後の質問。

 ③日本の中で、数十年前から、
いつ大地震がきてもおかしくないといわれて来たのは、
どこでしょう?

 答え  東海地方…。


言わずと知れた、東海地震だ。
さらに近年では、この地震は、
東海、東南海、南海の、
3連動で起こると予測されていて、
静岡から、四国までが震源域とされている。

地震の規模も、
到達する津波の大きさも、
ほぼ東日本大震災と同じで、
まさに震源である静岡には、
浜岡原発まである。

まさにこれが起これば、
まぎれもない【西日本大震災】となる。


そしてその震災が近い将来起こるのではないか?
というのが、
最近世間でも取りざたされているし、
私もそう思う。


現実的にみても、
ひとつの島である日本の、
半分だけ、
地面に溜まっていた莫大なエネルギーが解放され、
もう半分はそのまま保たれるなんてことは、
考えづらい。
当然、残された西半分も、
エネルギーを解放して、
バランスをとろうとするだろう。
もともとストレスがあるなりに、
均衡がとれていたものが、
アンバランスになった訳なのだから…。


となると、
それが起こる時期が、
大変問題になってくる。


もし仮に今、
明日にでもその地震が起こったなら、
日本の復興はもうないだろう。

西日本が大丈夫だから、
物資も人も送れるし、
経済もかろうじて回っているから、
義捐金も税金も払える。
もし、今のままなら、
時間はかかっても、
必ず東日本は復興することができると思う。


だが、もし今ここで、
西日本まで地震で壊滅してしまったら…。


津波の被害にしろ、原発の被害にしろ、
皆、国からの保障が受けられれば
何とかなると思っているのだろうが、
国とは税金で賄われて運営されているもの。


いくら保障したくても、
西日本まで、
同じか、(おそらくそれ以上)の地震に見舞われたら、
名古屋だけでなく、
東京、大阪もそれは大きな打撃をうけ、
経済も生活も立ち行かなくなる。

当然税金は集まらない。

もともと借金だらけの国家は破綻。
会社で言えば、倒産となり、
紙幣は紙同然の、
無法地帯となる可能性もある。

おまけにその時には、
支援できる所の方が、
日本の中で
圧倒的に少ないのだ。
当然
西日本は
今の東日本より、
危機的状況におかれるだろう。

最悪の場合
『頼れるものは、自分だけ』
なんて世界になってしまうかもしれない…。


…アメリカなどの他国も、
結局は自国の利益が大事だから、
身を捨てて、
長期的に日本を支援してくれるなんてことは、
考えづらいし…。
今現在だって、
アフリカなどの国で、
世界に見捨てられた地域は沢山あるのだ。




そう考えると、
何としても、その時期を、
少しでも先に延ばさなくてはならない。

わずか1年でも2年でも。
…30年後ならもっと有難い。

残念ながら西日本大震災は、
近い将来には必ず来る。
それを逃れることはできない。


ただ、いわゆる大難を小難に変えることはできると私は思う。


そこに【人間の意識のシフト】が関わってくると、
私は信じている。

人間の霊性が高くなれば、
宇宙からの支援を受けやすくなるし、
地球も必要以上の浄化は不要になる。

何より、
人には、誰にでも神性が宿っており、
多くの人が、
【愛や平和】などの高い波動に同調して生きるようになれば、
その人達の発する、霊的に高いレベルの意志力により、
事態を変えることが可能になる。


この東日本大震災によって、
来るべき未来の、
輝かしい時代を生きる人間となるための、
意識レベルのシフトは既に促され、
進むべき道は示されたと思う。

宇宙は、天は、
今、私達に問いかけているのかもしれない。

このまま重い波動にとどまり、
今以上の打撃(容赦なく、人間をシフトさせるための出来事。災害など)
を体験しますか?

それとも、そんなのは、
これまでの痛ましい体験でもう十分だからと、
過去に囚われることなく、
許すものは許し、
より高い波動に同調した生き方にシフトしますか?と…。


これも多数決なのだ。
事態のゆくえは
日本人の集合意識にかかっていると、
私は思っている。
特に、国会議員など、
人の委任を受けている人達には注意してもらいたい。
彼らの責任は重い…。




今、私達にできることは、
ひとりひとりが、
自分の霊性、波動を上げること。
そのためには、【自らの魂に沿う生き方をする】。
魂がわからなければ、【良心】と置き換えてもいい。



自分に正直に、他のためには、できることだけする。
常に自分も他も犠牲にしてはならない。(傷つけない)
地球の一員として、他の生物の迷惑にならないような生活をする。
人間同士は当たり前だが、他の生き物の命も尊重する。
地球のものは、すべて人間のものなどという傲慢な考えは捨てる。

等々、できることは沢山ある。
これは、きれいごとではなく、
私達が
すぐに取り組まなければならない急務だと思う。


そういう、
【思いやりや調和】を重んじる人が増えれば増えるほど、
それは伝播し、大きな力となって、
この【再生の時代】を、
次の【喜びの時代】へと繋げていけるのだと思う。


私たちは今、踏ん張りどころなのだ。
がんばろう日本!!



最後にちょっと付け足し…。




日本は世界の雛形。
日本で起こることは、やがて世界でも起こる。

霊的視野において、
日本は、【見せしめ】的役割も担っている。
広島長崎のように…。

世界に警告するために、
あるレベルでは、
身を犠牲にして、その役を引き受けている。

それは日本が、
世界の中で、霊的に高い国の一つであるからだと、
私は思っている。  


☆ ☆ ☆
















東日本大震災について思うこと。 (その3)

2011-04-13 17:46:16 | 日記
「本番はこれからかも…。」
というと、誤解を生じ易かったかもしれない。

これは何も、
東日本大震災を軽んじているわけでななく、
今後の私達次第では、
更に最悪の事象を、
引き寄せるかもしれないという意味だ。


国民の大半は、
この震災により、
【争い】でなく【助け合い】の方向に進んでいる。

然るに、国を担っている政治家の人達はどうか?

先日、小沢、鳩山両議員が、
管政権を批判したというニュースを見たが、
(この後に及んでまだ権力闘争ですか??)
とつくづくイヤになった。

もともと、【自民党の権化】だったお2人。
悪いことをしたのに、
秘書にその罪をすべて押し付けて
腹を切らせ、
自分はあくまで潔白と言い張り、
反省の色もない小沢議員。

普天間基地問題で、
上っ面だけの言葉で沖縄県民を愚弄し、
苦しめたあげく、
日米の外交にまで問題を悪化させた鳩山議員。

そんな2人に政治の責任について言及する資格があるのか?!

この2人が民主党に対する国民の不満を増大させた事実は、
否定しようがないと思われるのに、だ。

だいたい、(話はそれるが、)
この人達だけでなく、
これまで、
総理の仕事を途中で投げ出して来た人達もみんな、
未だ議員を続けて、国民の税金から、
給料をもらっているってどういうこと??

こんなこと、民間企業だったら絶対ありえない。

社長職を放り出したり、
大きな失敗をして会社に多大な迷惑をかけたら、
【首】になるのが普通だ。

なのに、
雇用にありつけない人々が溢れるこの時代に、
彼らは高い給与をもらって、
未だ、のほほんと、
何不自由ない生活をしている…。




民主党政権は、確かにめちゃくちゃだ。
政権運営が不慣れな上にノウハウもなく、
政治主導とうたった為、
官僚にも協力してもらえない。

自党の中でさえ、分裂しているため、
党内の意見さえ掌握できず、
政策を進めることができないテイタラク。



※私は、ここで全議員にたいして、声を大にして言いたい。
議員の人達は、
自分達の勝ち負けでなく、
その政策が良いか悪いかで、
賛成反対を決めてほしい!
それが、自分を国の代表として選んでくれた国民に対する義務だと思う。




相変わらず
前おきばっかり長くなったが、
さて、今回のこの国難に対し、
国はどうなっているか。

いわずと知れた、後手後手である。

そして、それを批判するのは容易い。

でも、この未曾有の危機に対し、
的確かつスムーズに対応できる政府など、
どこの誰がやっても難しいだろう。
加えて今の政府はただでさえガタガタだ。

ならば何故、この力不足の至らない政府を、
他党の壁を超えて、
助け支えようとしないのだ?!


この危機は、
日本存亡の危機だと、
本当に認識している議員が、
どれだけいるのだろう。



議員は私達が選んだ代表であり、
政府は日本の顔である。

そして彼らには、私達の主権が委ねられているのだ。
だから当然、
彼らのやることは、一般の個人の行為より、
大きな意味と責任がともない、
彼らの犯した失敗は、
自動的に私達にもかぶってくる。

霊的には、その部分で、
全権委任の図式ができていて、
自分達が選んで託した以上、
悪いのは議員や政府で、
自分達はその被害者だと、
いうわけにはいかないである。

彼らのおかす行為は文字通りカルマとなり、
その公共性ゆえに、
日本人全体のカルマになるのだ。



※平たく言えば、
「子供手当て」
のような、
バーゲンの目玉商品のごとき政策につられて、
民主党を支持した人達。

財源も怪しい、
所得に関係なく、
子供さえいれば一律にお金が配られるシステムなどは、
如何にも中身のない乱暴な政策なのに、
疑問を感じつつも、
お金がもらえるなら、まあいいか
で、民主党に投票した…?!
でも、支持したというその事実は、
責任となって自分にかえる。




もちろん、自民党は酷すぎたし、
ゆえに改革を望む声も多かった。

でも、ここにきて、
思うように政治が進まないのをみて、
やっぱり、民主はだめだ、自民に戻そうなんて感じになってるのは、
国民にもあまりに節操がないのではないか?


はっきり言おう。
私達ひとりひとりにも、この混乱の責任はある。
政治に無関心等の理由で投票しなかった人は、
はじめから、自分の意志を捨てているから、
どうなっても文句は言えないし、
他党に入れた人は、
全体の意志で採用されなかった(多数決で負けた)のだから、
不本意でも結果に従うしかない。
責任は、否応無く、
みんなの肩にかかっている。


むかついても何でも、
今は、国民も
政府に協力すべきはし、
基本的には国をたよらず、
ともかく自分達や地域でできることを模索し、
邁進するしかないと思う。


…まだ本題に辿り着けないので、
ここでちょっと休憩…