宮城県でNo.1の和牛を決める宮城県総合畜産共進会まで残り2週間となった8月27日、
仙南地域の出品者及び出品牛を対象とした調教指導会が開催されました。
牛の調教というのは聞き慣れないかもしれませんが、共進会はいかに牛を美しく見せるかが
ポイントなので、牛が美しく見えるように訓練を行う必要があります。
この訓練によって牛が正しい姿勢を覚えていることがイケてると判断される最低条件なのです
中でも難しいのがこの並べ方。1頭の牛でも動いて大変なのに、
それが4頭となるとそれはそれは大変です。
きれいに並んでいるように見えますが、畜産農家の方々はかなり必死です
また、今回は牛の蹄(ひづめ)を削る削蹄(さくてい)も行いました!見たことがある人は少ないのではないでしょうか。
まず、蹄の裏を削って・・・・
2本の指の間を切って整えます。牛は人でいうと中指と薬指で立っているので、
蹄が伸びてくると間が詰まって窮屈になってくるんですね。
最後には細かいところの毛も切ってもらって牛も満足そうでした
立ち姿の訓練、ネイルケア、ヘアスタイリング・・・・人間の美女コンテストにも負けない準備で頑張っています
畜産振興部 K